妹尾駅(せのおえき)は岡山のベッドタウンとして宅地化が著しい岡山県岡山市南区東畦にあります。西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線(瀬戸大橋線)の駅です。駅から八浜駅までの海側は干拓地となっています。
快速「マリンライナー」の約半数(15時台以降の高松行きは全部)が停車し、岡山駅から妹尾駅までの間は最混雑区間となっています。周辺は岡山市南部の住宅地で、利用者の大半は岡山市中心部への通勤・通学利用です。
反面茶屋町・高松方面へ(から)の需要は皆無に近く、1列車あたり10人にも満たないほどです。路線バスも従来の駅北口は道路が狭いために以前は駅から200mほど離れた旧道まで両備バスが乗り入れていたこともあるが(現在廃止)、近年開発された駅南口も下電バスが1日数本しか乗り入れていないため、必然的に妹尾駅周辺での主な交通機関はJRかタクシーになっています。業務委託駅であるため、みどりの窓口が閉まっている時間があります。南口は団地に直接面する出入口で、公園となっており、車の寄りつけができません。
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有しています。駅舎の改築費用は駅裏手の分譲地の不動産が全額負担しました。複線の区間が岡山方面へ延長されており、走行しながら列車の行違いが可能。上屋はわずかに階段付近に設置されるのみです。
橋上駅舎の自由通路は丸い屋根が特徴です。
児島駅が管理し、ジェイアール西日本岡山メンテックが駅業務を受託する業務委託駅であり、みどりの窓口があります。営業時間は7:00 - 20:05だが、11:15 - 13:00、13:40 - 16:25の間は休止時間となっています。
開閉式の自動改札機が設置されICOCA利用可能。かなり大きな駐輪場があります。トイレは、男女別の水洗式。ミニコンビニ型のキヨスクがあります。
妹尾駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■瀬戸大橋線・宇野線 上り 岡山方面
2 ■瀬戸大橋線・宇野線 下り 児島・高松・宇野方面
※岡山駅 - 茶屋町駅間では、児島方面発着系統が「瀬戸大橋線」、宇野発着系統が「宇野線」と、それぞれ案内されます。
特急列車、快速列車、普通列車、貨物列車と、通過する列車が単線区間にしては非常に多いため、頻繁に行き違いが行われます。
1910年(明治43年)6月12日 - 宇野線開通と同時に開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1991年(平成3年)10月22日 - 橋上駅舎化。
1992年(平成4年)11月 - みどりの窓口営業開始。
2007年(平成19年)
7月 - ICOCA対応の自動改札機導入。
9月1日 - ICOCA利用開始。
電報略号 ノオ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 2,974人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1910年(明治43年)6月12日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有