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Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
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さくら夙川駅 JR西日本)東海道本線

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さくら夙川駅(さくらしゅくがわえき)は、兵庫県西宮市神楽町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅です。2007年の開業駅で「JR神戸線」の愛称区間に含まれています。普通列車のみの停車駅。
駅名は、駅西方約200mの所を流れる夙川の河川敷にある夙川公園に桜が多く植えられ、ここでの花見が例年名物になっていることに由来している。駅の自動改札機が桜をイメージした意匠となっているほか、駅専用のロゴマークが制定されている。

当駅は、地元自治体などから働き掛けて設置となる請願駅ではなく、鉄道事業者であるJR西日本の主導により設置が決められており、また設置に至った経緯には特殊な事情がある。
当駅の真下を通る県道大沢西宮線では予てから片側1車線を2車線に拡幅する工事が行われており、駅新設工事は『県道拡幅工事の付帯事業』とみなされるため、国から補助金が出ることになっている。このため、地元自治体である西宮市にとっては多大な費用負担の必要がないことから、JR西日本が単独で新駅設置の方針を固めた後、地元自治体の西宮市側に新駅設置を働き掛け、設置が決まった。

駅名が「さくら夙川」に決まる前には、近隣にある大学の学識者からはえびす宮総本社の西宮神社も近くにある事から「戎前」という候補が挙げられた。実際に十日戎や初詣では多くの乗降客がある。駅前は道路に面していて狭い。

複々線の内側線(電車線)のみ島式ホーム1面2線(8両編成対応)が設置されている高架駅である。改札口は南側に1箇所設置されている。
分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅手前の内側線第0閉塞信号機及び外側線第4閉塞信号機手前には、運転士に停車を知らせる「夙川停車」の看板が掲示されている。
駅舎のデザインについては、「自然のうるおいを感じられる駅」を基本コンセプトとし、夙川の流れを波状の屋根で、夙川公園の桜を駅舎の壁のイメージカラーとする事で表現していると説明されている。


駅業務はジェイアール西日本交通サービスに委託されており、芦屋駅が当駅を管理している。駅員に女性のみを配置している数少ない駅の一つである。開業当初は駅員の制服は当駅オリジナルであったが、現在は他の同社による業務委託駅と同じものである。始発から6時までの間のみ無人となるため、この時間帯に自動券売機で発券される乗車券には委託・無人駅を示す「ム」マークが印字される。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCAおよび提携ICカードが利用可能である。みどりの窓口があり切符売場には指定席券売機とタッチパネル式の券売機が3台設置されています。
開業当初から喫煙コーナーを設置しておらず、終日全面禁煙である。

さくら夙川駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■JR神戸線 下り 三ノ宮・姫路方面
2 ■JR神戸線 上り 尼崎・大阪・北新地方面
日中時間帯は1時間あたり8本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は4分間隔で発車する。

開業時から約3年間、列車接近時のメロディとしてコブクロの『桜』のサビの部分をアレンジしたインストルメンタルが流されていたが、駅の認知度向上という目的を達成したとして、2010年3月2日からJR神戸線標準メロディの『さざなみ』に変更された。終了時期についてJRは、当初は2008年度で終了する予定だったものを観光キャンペーンの関係で1年延長したとしているが、年間数百万円といわれる著作権料の支払いが影響したとの報道もなされた。

2001年(平成13年) - 起工する。仮駅名はJR夙川駅であった。
2006年(平成18年)11月22日 - 正式駅名をさくら夙川駅に決定する。
2007年(平成19年)3月18日 - 東海道本線の西宮駅 - 芦屋駅間に新設開業する。

電報略号 シク
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度- 7,783人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 2007年(平成19年)3月18日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有

 


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