雁ノ巣駅(がんのすえき)は、福岡県福岡市東区雁の巣二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)香椎線の駅である。
SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売とチャージの取り扱いは行わない。
駅周辺には雁の巣レクリエーションセンター(福岡ソフトバンクホークス二軍本拠地・雁の巣球場、アビスパ福岡練習場など)や福岡地区水道企業団海水淡水化センター(まみずピア)がある。
周辺の地名、最寄りバス停、施設名の表記はすべて「雁の巣」であり、JR駅のみ「雁ノ巣」である。交通機関の時刻表検索では注意を要する。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。待合室だけの簡易な駅舎です。待合室にはごみ箱や木製の長椅子が設置されています。上下線ホームは海ノ中道駅側の構内踏切で結ばれている。駅の直近に踏切がなく構内に改札もないため、近隣住民がホームの一部と構内踏切を通り道として利用する。
無人駅だが時折下りホームにて派遣された駅員が特別改札することがある。ホームのトイレが設置され上りホームには近距離きっぷ自動券売機、下りホームには乗車駅証明書発行機が設置されている(2011年頃撤去済)。
のりば
1 ■香椎線(上り) 西戸崎行き
2 ■香椎線(下り) 香椎・長者原・宇美方面
雁ノ巣駅で雁ノ巣折返しの列車もありますが、折返しまで待機しているわけではなく、一旦西戸崎駅まで行って折り返してくるようです。
1904年(明治37年)1月1日 - 博多湾鉄道(1920年、博多湾鉄道汽船に改称)の奈多駅として開業。
1942年(昭和17年)9月19日 - 博多湾鉄道汽船が西日本鉄道に合併。同社の糟屋線の駅となる。
1944年(昭和19年)5月1日 - 戦時買収により国有化。国鉄香椎線の駅となる。同時に雁ノ巣駅に改称。
1961年(昭和36年)12月21日 - 貨物扱い廃止。
1974年(昭和49年)3月5日 - 出改札要員無人化 乗車券発売簡易委託化。
1986年(昭和61年)11月1日 - 電子閉塞化により運転要員無人化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道の駅となる。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 ノス←ガン
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1904年(明治37年)1月1日
備考 無人駅(自動券売機 有)
福 福岡市内駅
* 1944年に奈多駅から改称。
* この間に中道信号場有り(当駅から3.5km先)