JR西日本は、平成30年の明治維新150年に向けて観光誘致などに取り組む山口市と連携し、山口市の新しい地域資源である「レノファ山口FC」をデザインに組み入れたラッピング列車を運行し、山口市の新しい魅力を広くPRしています。
1 運行時期
平成28年4月3日(日曜日)から平成31年3月下旬までの3年間(予定)
2 ラッピング対象列車
気動車キハ40系 2両
3 運用線区
山口線を中心に山陰線、岩徳線、芸備線
新山口からはるばる100kmを超える回送を経て、共通運用になっている芸備線に入線することもあります。3年間(~平成31年3月末)ありますから、今後何度か芸備線運用に就くとおもいます。
JR西日本と山口市が連携して観光PRとして実施するもので、サッカーJ2「レノファ山口」のチームカラー・オレンジを基本に、同チームのマスコット「レノ丸」やチームエンブレムを配し、側面には「明治維新策源地山口市」といったPR文言も記されています。「おいでませ!維新劇場へ!レノファ山口FC」の文字が躍る。
国鉄キハ40系気動車(こくてつキハ40けいきどうしゃ)は、1977年から1982年にかけて日本国有鉄道(国鉄)が製造した気動車(ディーゼル動車)である。
これは国鉄の車両称号規程に則った制式の系列呼称ではないが、同一の設計思想により製造された気動車の形式を便宜的に総称したものである。
1977年から1982年にかけて計888両が製造され、日本全国の非電化路線に投入された。電車に近い車体構造の気動車で、当時の在来気動車に比し、客室設備の改善や走行機器の刷新などが図られている。一方、在来の気動車よりエンジン出力は若干増加したものの重量も増加しており、動力性能はあまり向上していない。
本系列は客用の片引き戸を車端部2か所に設置したキハ40形(両運転台)、キハ48形(片運転台)と、都市近郊向けに両引き戸を車体中央に寄せて2か所に設置した片運転台のキハ47形に大別され、各形式共投入線区の気候に応じた仕様の違いと便所の有無によって番台区分される。国鉄分割民営化後は、JR各社が使用線区の事情に応じた改造を実施し、区分番台が多くなっている。2017年時点でもJR東海を除く旅客鉄道各社が保有し、主に普通列車用として用いているが、近年では事故や災害、地方路線の運用見直しや、新型気動車への置き換えにより、廃車や保留車が発生している。