六十谷駅は、和歌山県和歌山市六十谷にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅です。和歌山駅が管理している直営駅。みどりの窓口も設けられ、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができます。
当初は普通列車のみが停車する駅でしたが、大規模私立学校が2校設立後は利用者が増加し、ラッシュ時(朝の上りと夜の下り)快速停車駅となり、さらに紀州路快速設定と同時に終日快速停車駅となりました。平日朝は相当の混雑となります。
相対式ホーム2面2線をもつ地上駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。駅舎はコンクリートづくりの平屋建てで、自動改札機が三台設置されています。駅舎は1番のりば側にあり、2番のりばへは跨線橋で連絡さています。開智中学校・高校への通学生のために2番のりばの外れ(和歌山方面行きホーム天王寺方)に専用出口があります。
駅前は狭く、送迎の車で混雑します。2009年3月にエレベーターとLED式発車標が設置されました。待合室には椅子はわずかしか設置されていません。キオスクは平日のみの営業です。
ホーム 路線 方向 行先
1 ■阪和線 上り 関西空港・日根野・天王寺方面
2 ■阪和線 下り 和歌山方面
国鉄時代のままの駅名表示。
1930年(昭和5年)6月16日 - 阪和電気鉄道の和泉府中駅 - 阪和東和歌山駅(現・和歌山駅)間延伸時に、停留場として開業。
1931年(昭和6年)10月10日認可 - 停車場(駅)に昇格。貨物扱い開始(?)。
1940年(昭和15年)12月1日 - 阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる。
1944年(昭和19年)5月1日 - 南海山手線が国有化され、国有鉄道阪和線の駅となる。
1962年(昭和37年)2月1日 - 貨物扱い廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1993年(平成5年)3月18日 - ラッシュ時に一部の快速が停車するようになる(同時に、紀伊中ノ島駅の快速停車廃止)。
1999年(平成11年)5月10日 - 終日快速が停車するようになる(紀州路快速新設)。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。