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KAE-240型エンジン(レシプロエンジン)川崎機械工業(株)

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KAL-1、KAT-1、KAL-2開発の経緯は川崎機械工業(株)明石工場(のちの川崎重工業(株)明石工場)における純国産第一号として開発していたKAE-240(空冷水平対向6気筒・240馬力)にも影響を与えました。
KAL-1型連絡機に搭載された米国ライカミング社のエンジンをモデルとして開発されたKAE-240エンジンは、当時川崎でライセンス生産されていたベル47D型ヘリコプターの他、KAL量産機にも搭載が予定されていましたが、諸種の事情から量産は認めらず、試作のみに終わりました。

レシプロエンジン
レシプロエンジン(英語:reciprocating engine)は、往復動機関あるいはピストンエンジン・ピストン機関とも呼ばれる熱機関の一形式である。

燃料の燃焼による熱エネルギーを作動流体の圧力(膨張力)としてまず往復運動に変換し、ついで回転運動の力学的エネルギーとして取り出す原動機である。燃焼エネルギーをそのまま回転運動として取り出すタービンエンジンやロータリーエンジンと対置される概念でもある。

レシプロエンジンは、自動車や船舶、20世紀前半までの航空機、非電化の鉄道で用いられる鉄道車両、といった乗り物の動力源としては最も一般的なもので、他に発電機やポンプなどの定置動力にも用いられる。


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