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オートビット FF 175CC 1954年 藤田鉄工所

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4サイクル150CCの1号車(1948年)の開発に当時の名オートレーサー平田友衛が協力している。奇抜さはないが、東京の一流部品を使い、堅実で安定した性能を誇っていた。
1953年3月の名古屋T.TレールにFE150CCで出場し、メーカーチーム賞8位に入賞している。同年7月の第1回富士登山レースでは優勝した。

FFはサイクルOHV 150cc、二段手動変速のFEの改良型で、175CC、4馬力、手動3段変速。

藤田鐵工所はエンジン部品・小型汎用部品の一貫生産から熱間鍛造・冷間鍛造・切削・浸炭焼入・研磨の単一加工生産まで行っている。
大正3年 1914 個人経営を以て創業、製茶機械ならびに工作機械を製作販売
昭和16年 1941 日本楽器製造(株)協力工場として軍事品(航空機部品)を製作
昭和20年 1945 運輸省名古屋鉄道局管内の機関車部品を製作
昭和24年 1949 各社の自動二輪車部品の製造を開始、特にクランクシャフト、コンロッド、及びシャフト類の鍛造より切削、熱処理、研削完成まで一貫加工の基盤を確立
昭和26年 1951 株式会社藤田鐵工所に法人改組、自動二輪車部品の増産に対処すべく事容を拡大


昭和35年 1960 同系会社 大和鍛工(株)を設立
昭和39年 1964 社内鍛造金型製作部門を分離して(株)富士金型製作所 を設立
昭和45年 1970 事容拡張のため工場を分離し、南工場と命名創業を開始
昭和53年 1978 同系会社 聖和熱処理工研(株)を設立
昭和61年 1986 クランクシャフト、コンロッド加工専用機及びオートローダー用ロボットの本格的自社開発製造を開始
平成3年 1991 同系会社 (株)フジタ を設立
3軸自動ホーニング機を7~8年かけて10台導入
平成22年 2010 ベトナムにFUJITA VIETNAM CO., LTDを設立
平成25年 2013 南工場第一事務所の竣工
平成26年 2014 創業100年となる


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