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523号(横浜市電500型)

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横浜市電(よこはましでん)、横浜市営電車(よこはましえいでんしゃ)とは、横浜市交通局が経営していた軌道(路面電車)である。

00型 500-559号 60両
横浜市電を代表する大型単車。1928年(昭和3年)に、東京瓦斯電気・蒲田車両・雨宮製作所で20両ずつ作られた。

高馬力なため、1300型と一緒に3系統で運用されることが多かった。現在523号が市電保存館で静態保存されている。

横浜市電500型は1000型と同様に、関東大震災の復興事業の一環として1928年(昭和3年)に60輛が製造された半鋼4輪単車車輛。シングルルーフの車体。戦前から横浜市電の中心的な電車で横浜市電と豊橋鉄道、岡山電気軌道辺りは2軸単車が多かった事で有名。

製造したメーカーは東京瓦斯電気、雨宮製作所、蒲田車輛の3社で、モーターはどのメーカーの車輛であってもGE製の265Gモーター。

運転席後部のHポール上部の仕切りは曲線を描き、ダブルルーフを想わせる客室天井とともに優美な内装。全長91.44m。定員75人。台車形式ブリル79E。


横浜市電500型は戦後、昭和44年(1969)まで走りつづけました。 


1904年(明治37年)7月15日 横浜電気鉄道の手により、神奈川 - 大江橋間開業
1921年(大正10年)4月1日 横浜市が横浜電気鉄道を買収。電気局を発足。
1923年(大正12年)9月1日 関東大震災。焼失した車両の穴埋めに、焼け残った車両を使用した屋根無しの「バラック電車」を運行。また、水道が復旧するまでの間、散水車を給水車に代用した。また、軌間が同じ京王電気軌道より旧型2軸車を購入(この際、新宿から生麦まで、東京市電 - 京浜電鉄経由で自走回送した])。
1928年(昭和3年)5月 - 10月 市内路線の付け替え実施。
1928年(昭和3年)11月10日 市営バス開業。
1946年(昭和21年)6月1日 電気局、交通局に改称。
1956年(昭和31年)4月1日 井土ヶ谷線(保土ケ谷橋 - 通町一丁目間)の開通で最盛期を迎える。
1959年(昭和34年)7月16日 トロリーバス開業。
1966年(昭和41年)8月1日 生麦線(生麦 - 洲崎神社前間)、中央市場線(神奈川会館前 - 中央市場間)廃止。市電撤去始まる。
1967年(昭和42年)12月18日 ワンマン運転を開始(4・5系統より)。
1971年(昭和46年)3月21日 車掌の乗務を廃止。
1972年(昭和47年)4月1日 市電・トロリーバス全廃。


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