池野駅(いけのえき)は、岐阜県揖斐郡池田町池野259-4にある、養老鉄道養老線の駅である。主として通学・通勤用に利用される駅です。
養老鉄道開業時の終着駅で、約100年の歴史を誇る当駅ですが、池田町の中心部からは外れた立地で、周囲に賑わいは感じられません。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ行違い可能な地上駅。駅舎はコンクリート造駅舎です。独立した待合室がありFRP製の椅子が設置されています。
下りホーム側に駅舎が設けられている。駅舎反対側の上りホームへの移動は北池野駅側の構内踏切を利用する。なお、現在は上りホーム側からも出入りが可能となった。
池野駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
(駅舎側) ■養老線(下り) 揖斐行き
(反対側) ■養老線(上り) 大垣・養老・桑名方面
上りホームは幅も狭く、簡易な造りです。
ホームは構内踏切で結ばれています。
駅営業面
21世紀初頭まで有人駅でしたが無人駅です。
揖斐方面側にある駅舎内に自動券売機が設置されている。稼働時間は5:00頃 - 21:10頃まで。片道乗車券と手回り品切符が購入できる。
駅周辺
国道417号…駅のすぐ西側を通っている。この国道の西側には池野の市街地が広がっている。
岐阜県立池田高等学校
雲上の桜
池田山
池田温泉
霞間ヶ渓公園
東海自然歩道
池田の森
歴史
1913年(大正2年)7月31日:養老鉄道(旧)養老 - 池野間開通時に、終着駅として開業。
1919年(大正8年)4月27日:当駅から揖斐への延伸により、途中駅となる。
1922年(大正11年)6月13日:合併により揖斐川電気の駅となる。
1928年(昭和3年)4月6日:鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となる。
1929年(昭和4年)10月1日:合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
1936年(昭和11年)5月20日:分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
1940年(昭和15年)8月1日:合併により参宮急行電鉄の駅となる。
1941年(昭和16年)3月15日:大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
1944年(昭和19年)6月1日:南海鉄道(南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。
2002年(平成14年)2月:駅員無配置駅となる。
2007年(平成19年)10月1日:近畿日本鉄道からの経営分離に伴い、養老鉄道(新)の駅となる。
2009年(平成21年):上りホーム側にも出入口が設置される。
2017年(平成29年)4月1日:駅構内に「まちづくり工房霞渓舎(かけいしゃ)」オープン。
※昭和の終わり頃に駅舎が建て替えられている。それまでは木造の駅舎であった。
池野駅
いけの
IKENO
◄北神戸 (1.6km)(0.9km) 北池野►
所在地 岐阜県揖斐郡池田町池野259-4
北緯35度26分11.53秒
東経136度34分42.32秒
所属事業者 養老鉄道
所属路線 養老線
キロ程 53.5km(桑名起点)
電報略号 イケ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度- 842人/日
-2015年-
開業年月日 1913年(大正2年)7月31日
備考 無人駅