松ヶ崎駅(まつがさきえき)は、京都府京都市左京区松ヶ崎六ノ坪町にある、京都市営地下鉄烏丸線の駅である。駅番号はK02。駅周辺は新興住宅地です。
駅構造
駅は北山通の下にあり、地下1階が改札口1箇所のあるコンコース階、地下2階が島式ホーム1面2線の地下駅である。地下1階と地下2階はエレベーターとエスカレーターそれぞれ1機と階段2箇所でつながれている。
出入口は2箇所あり、1番出入口が東側(国際会館側)、北山通南側歩道上に、2番出入口が西側(北山側)、北山通北側歩道上につながっている。
1番出入口には上りのエスカレーターが、2番出入口にはエレベーターがある。2番出入口には京都市が運営する駐輪場が併設されている。切符売場の券売機は3台。改札口の改札機は4台。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 ■ 烏丸線 下り 四条・京都・竹田・近鉄奈良方面
2 上り 国際会館方面
方面表記は、京都市交通局がウェブサイトで使用しているものを示している。
駅周辺
高野川を挟んで東へ800 mほどのところに叡山電鉄(叡電)叡山本線の修学院駅がある。北側には五山送り火の妙の宇山(西山)と法の宇山(東山)がある。
松ヶ崎では平安京遷都直後から米作りが行われた記録があるほか、源氏物語の夕霧の帖にも「松が崎」の名が現れている。稲作を中心とし、麦や菜種を裏作で作る豊かな土地だったが、「と呼ばれる地域の定めに従い、豊かさを維持するために分家が厳しく禁じられ、江戸時代を通じてほとんど人口が変動しなかった。 1922年(大正11年)には上京区小山上総町(後の北大路バスターミナル付近)から鞍馬に至る路線の支線として上京区柴竹初音町から分岐し、松ヶ崎村を通って二軒茶屋にいたる路線が京都電燈関係者により申請されたが、認可前に山端(後の宝ヶ池駅)を起点として二軒茶屋を目指すよう変更されている(後の鞍馬電気鉄道→叡山電鉄鞍馬線)。大正末期から松ヶ崎地区の南側から徐々に宅地化がすすみ、1985年(昭和60年)の北山通開通、1997年(平成9年)松ヶ崎駅開業により、店舗やマンションなどが増えていっている。
妙円寺(松ヶ崎大黒天)
涌泉寺
左京区総合庁舎: 2011年5月に吉田地区から移転。
京都工芸繊維大学
京都市立松ヶ崎小学校
京都ノートルダム女子大学
ノートルダム学院小学校
宝が池公園
京都市宝が池公園運動施設球技場
バス路線
最寄りのバス停は、松ヶ崎駅前および松ヶ崎海尻町である。以下の路線が乗り入れ、京都市交通局(市バス)および京都バスにより運行されている。
利用状況
2016年(平成28年)度の1日平均乗降人員は11,786人である。
1997年(平成9年)6月3日 - 京都市営地下鉄烏丸線の北山駅から国際会館駅までの延伸開通に伴い開業。
2007年(平成19年)4月1日 - ICカード「PiTaPa」の利用が可能となる。
松ヶ崎駅
まつがさき
MATSUGASAKI
◄K01 国際会館 (1.6km)(1.0km) 北山 K03►
所在地 京都市左京区松ヶ崎六ノ坪町
北緯35度3分5.96秒
東経135度46分37.61秒
駅番号 ●K02
所属事業者 京都市交通局(京都市営地下鉄)
所属路線 烏丸線
キロ程 1.6km(国際会館起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度- 11,866人/日
-2015年-
開業年月日 1997年(平成9年)6月3日