倉敷貨物ターミナル駅(くらしきかもつターミナルえき)は、岡山県倉敷市水島西通二丁目にある水島臨海鉄道水島本線の貨物駅です。貨物駅だが車両基地が併設されており、旅客列車用車両が乗り入れています。
私鉄とは思えない広大な操車場です。駅周辺は水島臨海工業地帯で、多くの大規模工場が集まっている場所です。
地上駅。水島臨海鉄道の車両基地や運転区、CTCセンターが構内に置かれています。
車両基地の南側に、三菱自動車水島新車点検物流センターが置かれています。ここでは沿線にある同社水島製作所で生産された自動車にカーオーディオなどのオプション用品を取り付ける作業が行われており、一部の軽自動車は併設されたモータープールから12フィートコンテナに積載され、鉄道輸送されています。
なお、当駅は車扱貨物のみを取り扱っている。コンテナ貨物は取り扱っていないため、軽自動車搭載のコンテナは東水島駅発送扱いとされます。
また、駅西側へ伸びるJFEスチール西日本製鉄所倉敷地区への専用鉄道が残っています。現有の気動車やディゼル機関車の数々を見ることが出来ます。JRから譲り受けたキハ20型気動車を国鉄色に塗り直したキハ20型203・205の連結車など。
1965年(昭和40年)8月20日 - 倉敷市営鉄道の川鉄前駅が開業。
駅名の「川鉄」は、駅西側にあるJFEスチールの前身、川崎製鉄の略称である。
1970年(昭和45年)4月1日 - 水島臨海鉄道に移管。
1983年(昭和58年)4月1日 - 倉敷貨物ターミナル駅開業。川鉄前駅廃止。
1996年(平成8年)5月14日 - 当駅発の軽自動車輸送開始。
1998年(平成10年)9月1日 - 水島新車点検物流センター完成。
所属路線水島本線
キロ程11.2km(倉敷市起点)
駅構造地上駅
開業年月日1983年(昭和58年)4月1日
備考貨物専用駅、車両基地併設。