南小倉駅は、小倉北区の南西部、福岡県北九州市小倉北区木町三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。付近には大学や高等学校が多く存在し朝夕は通勤者や通学者が多い。特に朝夕は多数の通学客で賑わいます。
元々は第二次大戦直前に山田弾薬庫(現・山田緑地)への専用線を敷設した際、その分岐点に設置された信号場がこの駅の前身です。その専用線は現在廃止され、末端部分を除きその跡地のほとんどが道路になっています。
城野駅から日豊本線に乗り入れる日田彦山線の列車の利用も可能です。なお日豊本線の快速列車は全て停車するが、日田彦山線の快速列車は停車しません。
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で橋上駅舎を備える。屋根上の灯り取り窓がある平屋のコンクリート駅舎です。駅舎は特に外界とは遮断されていないオープンな構造です。1番のりばが日豊本線下りおよび日田彦山線直通、2番線が日豊本線上りです。ホーム幅はそれほど広くなく、ラッシュ時はかなりの混雑となります。下り方に簡易改札機と券売機のある臨時改札口があります。
のりば
1 ■日豊本線 (下り) 城野・行橋・大分方面
■日田彦山線 田川後藤寺・日田方面
2 ■日豊本線 (上り) 小倉・門司港・下関方面
九州交通企画が駅業務を遂行する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されています。
自動改札機を備え、ワイワイカード・SUGOCAの使用が可能。なお、城野駅方面にある臨時改札口の自動改札機は当初簡易型が導入されていました(2011年、JR九州標準の自動改札機に変更された)。
改札口にはLED式の発車案内が設置されています。駅構内にコンビニエンスストア「生活列車」が1992年3月に開店したが、2001年(平成13年)7月に閉店しました。
1941年(昭和16年)8月20日 - 運輸通信省が南小倉信号場を設置。
1943年(昭和19年)10月1日 - 駅に昇格し南小倉駅として旅客取り扱い開始、但し定期券利用の乗降客のみ扱った。
1944年(昭和19年)12月1日 - 切符利用の乗降客も利用出来るようになる。
1970年(昭和45年)11月1日 - 山田弾薬庫専用線の使用中止。
1973年(昭和48年)7月31日 - 山田弾薬庫専用線廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2008年(平成20年)3月17日 - エレベーター設置。
2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 ミコ←ミコラ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度- 5,155人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1944年(昭和19年)12月1日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有
北九州市内駅