蚕ノ社駅(かいこのやしろえき)は、京都府京都市右京区太秦森ヶ前町にある京福電気鉄道嵐山本線の駅。駅ナンバリングはA6。駅名にもあるように駅周辺は日本に養蚕・機織・染色・醸造などの技術を伝えた渡来人秦氏の本拠地として古代より繁栄してきました。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。各ホーム東端の斜路で三条通と連絡する。併用軌道から専用軌道に入ったところに位置している。安全地帯の駅以外は各駅とも1両分は覆うことができる比較的大きな上屋と建付けのベンチのある駅が多い嵐電であるが、この駅には両側のホームにも3人が座れるベンチしかなく、特に嵐山方面行きホームの上屋は小さく貧弱なものである。
かつては四条大宮方面行きホームには長めのベンチが設置されていたが、ホームの幅員が狭いうえに、2ヶ月余りだけ地下鉄との乗換駅になり混雑が予想されたため、大部分のベンチが撤去された。なお、四条大宮方面行きホームは敷石が敷かれている。
ホームにはスロープで連絡します。ホームは敷石で覆われています。
駅周辺
木嶋坐天照御魂神社(蚕ノ社)
京都府道112号二条停車場嵐山線
天塚古墳(国指定史跡)6世紀前半の前方後円墳
1910年(明治43年)3月25日 - 嵐山電車軌道の駅として開業。
1918年(大正7年)4月2日 - 会社合併により京都電燈が経営する嵐山電鉄の駅となる。
1942年(昭和17年)3月2日 - 路線継承により京福電気鉄道の駅となる。
2008年(平成20年)1月16日に開業した京都市営地下鉄東西線の太秦天神川駅は、当駅から東に約250mの距離にあり、同年3月28日に同駅との乗換駅として嵐電天神川駅が開業するまでのしばらくの間は、当駅が地下鉄との乗換駅の役割を担っていた。両駅間は案内表示なども掲示されているものの、当時は歩道が狭く工事中の区間も多かった。
蚕ノ社駅
かいこのやしろ
Kaikonoyashiro
◄A5 嵐電天神川 (0.2km)(0.5km) 太秦広隆寺 A7►
所在地 京都市右京区太秦森ヶ前町
北緯35度0分42.72秒
東経135度42分46.84秒
駅番号 ●A6
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 ■嵐山本線
キロ程 3.9km(四条大宮起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式2面2線
乗降人員
-統計年度- 718人/日
-2017年-
開業年月日 1910年(明治43年)3月25日