大阪狭山市駅(おおさかさやましえき)は、大阪府大阪狭山市にある、南海電気鉄道高野線の駅。駅番号はNK65。以前は狭山遊園と名乗った当駅です。遊園地の閉鎖後に現駅名に改称されています。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅である。大きな三角屋根が特徴の駅舎です。有効長は8両。改札は各ホームの高野山寄りに独立して設置され、入場後のホーム同士の移動はできない。各ホームには車椅子対応のスロープもある。
駅務室は難波方面ホーム側にあるが、現在は無人駅のため閉鎖されている。待合室は難波方面ホーム後方にある。売店が難波方面ホームにあったが、廃止され現在は自動販売機コーナーになっている。切符売場に券売機は2台。
のりば
のりば 路線 方向 行先
1 高野線 下り 高野山方面
2 高野線 上り なんば方面
ホームの上屋下にはFRP製の椅子が設置されています。
駅周辺
駅周辺は閑静な住宅街。駅周辺には東・西側それぞれに小さな商店街がある。駅西側から狭山池東畔にかけて「狭山新宿」や「新町」と通称される市の中心街が広がっている。このあたりは狭山藩の陣屋町だった所で、陣屋は東除川を境に上屋敷と下屋敷とに分かれていた。下屋敷跡地はさやま遊園として利用されていたが2000年に閉園。現在は高層マンションなどが建っている。
大阪狭山市立狭山中学校・東小学校が近接しており、ホーム内には、両校の生徒・児童の手作りポスターが貼られ、2番線前方からは、狭山中学校のグラウンドが見える。
駅東側は富田林市にある金剛団地に近く、同団地からの利用客も多い。
大阪狭山市役所
大阪狭山市消防署
狭山半田郵便局
大阪狭山市文化会館 (SAYAKAホール)
狭山陣屋跡
狭山池 …日本最古の灌漑用ため池で、現在は治水ダムとして改良されている。かつては競艇場もあった。
大阪府立狭山池博物館
大阪狭山市立郷土資料館
藍野大学短期大学部青葉丘キャンパス
紀陽銀行 狭山支店
関西アーバン銀行 狭山支店
青葉丘病院
サンプラザ パスト狭山店
大阪いずみ市民生活協同組合 コープ狭山池
河内半田駅として開業し、後に南海が経営する遊園地、さやま遊園の最寄り駅として「狭山遊園前駅」に改称した。しかし、2000年4月1日同遊園地が閉園。しばらくはそのままの駅名であったが、2000年12月の高野線のダイヤ改正にあわせて、現在の駅名となった。駅名は一般公募による。現在でも駅構内には、上部が半円形の駅名標があるなど、かつての遊園地の最寄駅としての名残が見られる。
1917年(大正6年)7月5日 - 大阪高野鉄道の狭山駅 - 滝谷駅間に河内半田駅として新設。
1922年(大正11年)9月6日 - 会社合併により南海鉄道の駅となる。
1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
1950年(昭和25年)4月1日 - 狭山遊園前駅に改称。
2000年(平成12年)12月23日 - 大阪狭山市駅に改称。(狭山町の市政施行(大阪狭山市へ改称)は1987年10月1日)
2012年(平成24年)8月 - 駅係員無人化を開始。
大阪狭山市駅
おおさかさやまし
ŌSAKASAYAMASHI
◄NK64 狭山 (1.6km)(1.1km) 金剛 NK66►
所在地 大阪府大阪狭山市狭山四丁目2340番地1
北緯34度30分14.92秒
東経135度33分26.62秒
駅番号 NK 65
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 ■高野線
キロ程 21.8km(汐見橋起点)
難波から21.1km
電報略号 サマシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度- 9,245人/日
-2016年-
開業年月日 1917年(大正6年)7月5日
備考 無人駅
*改称経歴
-1950年 河内半田駅→狭山遊園前駅
-2000年 狭山遊園前駅→大阪狭山市駅