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一乗寺駅 叡山電鉄叡山本線

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一乗寺駅(いちじょうじえき)は、京都府京都市左京区一乗寺里ノ西町にある叡山電鉄叡山本線の駅。駅番号はE04。朝夕の通勤通学利用が主体の駅。

駅名は駅所在地の地名に由来する。地名のもととなった一乗寺はかつて平安中期から中世にかけて当地に存在した寺院であるが、その詳しい所在地は不明である。

駅構造
対面式2面2線のホームを持つ。平素は駅員無配置駅であるが、平日の朝と多客時の土日のみ係員が配置されるため、出町柳方面行きホームの出入口には改札口状の柵が設置されている。出町柳駅行きホームにのみ券売機が設置されており、平日は7時30分から20時30分まで、土曜日と休日は8時から20時30分まで稼動する。

入口はホームの出町柳駅側にあり、「曼殊院道」の踏切に面している(ただし、曼殊院へは隣の修学院駅の方が近い)。八瀬比叡山口駅・鞍馬駅行きホームはホームのほぼすべてを、出町柳駅行きホームは約1両分の長さの上屋で覆われ、ワンマンカーの乗降口をカバーしている。

上下共にバリアフリーには対応していない。道路からホーム面までの階段のみであるが(画像参照)車椅子等での利用には介護者が必要。

のりば
■叡山本線(上り) 出町柳行き
京阪線(三条・枚方・大阪方面;出町柳乗り換え)
■叡山本線(下り) 八瀬比叡山口・鞍馬方面

駅周辺
駅は曼殊院道に面し、商店街の中にある。開設当時から商店が並んでいたが、戦後市場が開設され、曼殊院通にバス路線も通じた。1960年代、駅西側は当時都市中心部以外では珍しかった映画館やパチンコ店などを有する商店街、歓楽街として発展した。1980年頃から衰退し映画館も廃業しているが商店街としての様相は残している。京都大学や京都工芸繊維大学などの大学への通学圏内にあることから現在は大学生相手の店も目立ち、とりわけ駅西側を走る東大路通沿いには京都ラーメン専門店が軒を連ね「ラーメンストリート」や「ラーメン街道」、「ラーメン銀座」と呼ばれる。

付近には詩仙堂、一乗寺下り松など観光名所も多い。
現在の京都市営バスの最寄り停留所は駅から東へ400メートルほどの白川通に面した5・65・北8号系統「一乗寺下り松町」と、西へ300メートルほどの東大路通に面した31号系統「一乗寺高槻町」である。
区間制度となっている叡電の普通運賃であるが、商店街利用者を考慮して当駅 - 三宅八幡駅を1区としていた時期もあった。

一乗寺下り松(宮本武蔵と吉岡一門の一乗寺下り松の決闘の場として有名)
詩仙堂(案内放送あり)
狸谷山不動院(案内放送あり)
恵文社一乗寺店(美術書などで有名な書店)
京都工芸繊維大学(通常はバス利用。鉄道では松ヶ崎駅が一番近い)
京都市立修学院中学校
京都市立修学院第二小学校
滋賀銀行一乗寺支店
将軍山城
ラーメン二郎京都店

 

 

1925年(大正14年)9月27日 - 京都電燈が経営する叡山電鉄平坦線の駅として開業。
時期不詳 - 出町柳寄りに100メートル移設。
1942年(昭和17年)3月2日 - 京都電燈の鉄軌道事業を京福電気鉄道が承継、京福電気鉄道叡山本線の駅となる。
1986年(昭和61年)4月1日 - 京福電気鉄道が叡山本線を叡山電鉄に譲渡、叡山電鉄叡山本線の駅となる。

一乗寺駅
いちじょうじ
Ichijōji
◄E03 茶山 (0.7km)(0.8km) 修学院 E05►
所在地 京都市左京区一乗寺里ノ西町102[1]
北緯35度2分39.31秒 東経135度47分14.93秒
駅番号 E04
所属事業者 叡山電鉄
所属路線 ■叡山本線
キロ程 2.1km(出町柳起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 1,468人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1925年(大正14年)9月27日


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