若葉町停留場(わかばまちていりゅうじょう、若葉町電停)は、長崎県長崎市若葉町にある長崎電気軌道本線の路面電車停留場。駅番号は14。1号系統、2号系統、3号系統が停車する。開業時は隣の千歳町との中間あたりに位置していましたが、大規模商業施設の開業、千歳町電停開業と2度の移設を経て現在地となる。
構造
若葉町停留場は併用軌道区間にあり、道路上にホームが置かれる。ホームは2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟んで向かい合わせに配された相対式ホーム。東側にあるのが長崎駅前方面行きのホーム、西側にあるのが赤迫方面行きのホームである。このうち赤迫方面行きのホームはバス停との兼ね合いで長さが17.5メートルと長崎駅前方面の半分しかなく、電車は1両しか停車できない。そのためホームの手前で電車が信号待ちをする光景がよく見られる。
周辺
スーパーや商店が軒を連ねる。
マルタマ住吉店
日産プリンス長崎販売若葉店
たちばな信用金庫住吉支店
ほんだらけ若葉店
ホテルシーボルト
OKホーム&ガーデン住吉店
バス路線
長崎自動車(長崎バス)・長崎県交通局(県営バス)の「若葉町」バス停留所がある。
長崎バス:住吉・滑石・時津・長与・昭和町方面 - 若葉町 - 大橋・浦上駅前・長崎駅前・中央橋・長崎新地方面
県営バス:滑石・住吉 - 若葉町 - 三原団地・長崎駅前・中央橋・長崎東中学校・高校方面
歴史
若葉町停留場の開業は1952年(昭和27年)。本線の大橋 - 住吉間の開通から2年後のことである。開設の日付は不詳であるが、長崎電気軌道の4月10日発行の社報によると近日中に開業予定と記され、乗車券類の通達では4月22日付の通達文の中で先日開設したと記されていることから、4月11日から4月21日の間になると推察される。停留場名は社内募集によって付けられたものであり、平和を願う思いから命名に至ったという。他に入選作として「十字ヶ丘」と「緑ヶ丘」があり(社報による)、さらに命名案には「平和町」「青葉町」「あけぼの町」などがあった。所在地である長崎市若葉町の町名は当停留場に由来するもので、地域の要望により1964年(昭和39年)に付けられた。なお、停留場は当初「わかばちょう」と呼称していたが、1994年(平成6年)に「わかばまち」へと変更されている。
1998年(平成10年)には国道206号住吉交差点の渋滞緩和のための拡幅工事に伴い、北隣に千歳町停留場が新設されたのを受けて停留場が南へ140メートルほど移設されている。
年表
1952年(昭和27年)4月 - 開業。当時は「わかばちょう」と呼称。
1994年(平成6年)12月22日 - 停留場の読みを「わかばまち」に改める。
1998年(平成10年)5月7日 - 南へ約140メートル移設
若葉町停留場
Wakaba-machi
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所在地 長崎県長崎市若葉町4番21号先
北緯32度47分16.2秒 東経129度51分42秒
駅番号 14
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 本線(■1号系統・□2号系統・■3号系統)
キロ程 0.6km(住吉起点)
赤迫から0.8km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度- 1,400人/日
-2015年-
開業年月日 1952年(昭和27年)4月