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長津田駅 東急電鉄

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長津田駅(ながつたえき)は、神奈川県横浜市緑区長津田四丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・東急電鉄の駅である。

当駅の由来となる地名には複数の読み方があるが、駅名の読みは横浜市が規定している地名の読みと同Aじである。

乗り入れ路線
JR東日本の横浜線と、東急電鉄の田園都市線・こどもの国線の2社3路線が乗り入れている。このうち当駅を起点とするこどもの国線は、横浜高速鉄道が第三種鉄道事業者として施設を保有している。なおJR貨物は、横浜線の当駅から八王子方のみ第二種鉄道事業者として貨物列車を運行する。

東急電鉄
田園都市線
島式ホーム2面4線を有する地上駅。改札口はJR東日本とは別に設けられており、JR線連絡コンコースに面したものとこどもの国線寄りに2ヶ所ある。

階段は各ホーム2か所ある。以前は階段のみであったが、エレベーター・エスカレーター設置にあたってJR寄りの改札から見て奥の方にエレベーター・エスカレーターへの通路が新設された。

 

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改札階と北口の間はこれまで、階段と時間帯により運転方向の変わるエスカレーターのみであったが、北口の再開発工事で長津田駅北口歩道橋(2014年8月28日使用開始)が設置されるのにあわせて、北口が新たに作り直され、2015年に両方向のエスカレーターが設置された。多機能トイレが2階改札外側にある。

2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけて改札外コンコース内の店舗が再整理され、有隣堂、QBハウス、toksなどが入居している。同年8月31日には、「LAWSON + toks」が開業し、同日に飲食物販売店も一斉に営業を開始した。2012年からは改札内にマツモトキヨシが新たに入店、また2013年には同じく改札内にジューサーバーも入店した(2016年閉店)。2017年4月28日に駅構内商業施設「エトモ長津田」としてリニューアルした。

中央林間方に長津田検車区があり、当駅を始発・終着とする列車が多数設定されている。朝ラッシュのピーク時には当駅始発の準急列車が約4分おきに運行されている。

駅構造
のりばの番号は通しで振られている。JR東日本と東急は別改札である。さらに東急は田園都市線とこどもの国線も別改札で、田園都市線のみ改札口があり、こどもの国線のりばには改札口がない。

駅長所在駅。長津田管内として田園都市線当駅 - 中央林間駅間およびこどもの国線全駅を管理している。つくし野駅 - つきみ野駅間は東急レールウェイサービスに業務委託している。

当駅には長津田電車区や長津田車掌区があり、運転士や車掌が交代する場合もある。大井町線急行用車両の所属もあり、現在は平日は夜間に下り(大井町発)4本、土曜・休日は上り(大井町行き)が朝9時台2本と下りが夜19時台・20時台に1本ずつ大井町線直通急行列車が発着する(平日上りは鷺沼まで回送、土曜・休日上りは中央林間始発)。

 

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のりば
番線 路線 方向 行先
3・4 DT 田園都市線 下り 中央林間方面
5・6 上り 二子玉川・渋谷・押上〈スカイツリー前〉・春日部方面[9]

3番線は渋谷側・中央林間側ともに分岐器の直進側にあり、5番線は中央林間側から直進した位置に存在する。

当駅は田園都市線の緩急接続駅である。下り3番線は急行・準急、4番線は各停と長津田検車区への入庫車両が使用する。上りは5番線を主に急行・準急、6番線を各停が使用する。

こどもの国線
単式ホーム1面1線を持つ地上駅。ホームと改札外通路および駅出口の間は改札口はない。乗車券類を所持しないで乗車した場合は、着駅で精算することになる。

 

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線路は田園都市線の上り線とつながっている。同線の渡り線を経由して、渋谷方面からからこどもの国線ホームに直接到着できるようになっており、田園都市線等の車両が恩田駅に隣接する長津田車両工場へ移動する際に使用されている。

田園都市線・JRの改札階とホームを結ぶ階段とエレベーターが存在する。この2か所は田園都市線・JRの改札階と西口も結んでおり、当駅で唯一改札外に存在するものである。

のりば
番線 路線 行先
7 KD こどもの国線 こどもの国方面
(出典:東急電鉄:駅構内図) 以前は改札内にこどもの国線ホームがあったが、2000年(平成12年)3月29日のこどもの国線の通勤線化に伴い、こどもの国線と田園都市線のホームの間の通路に改札が設けられて改札外となった。代わりにホームと改札外通路・出口(西口)が連結された。

なお、この頃田園都市線に自動券売機と改札口が新設されたほか、既存の改札内のトイレが改札外となった。こどもの国線ホームが改札内にあった頃は改札口からこどもの国線ホームに移動するためには、一度田園都市線ホームに降り、ホームのやや中央林間寄りにある地下通路を通る必要があった。

西口には第三種鉄道事業者である横浜高速鉄道のロゴマークが併記されている。

貨物取扱
当駅では臨時車扱貨物のみを取り扱っており、定期貨物列車の発着はない。まれに発着する臨時貨物列車は、東急の新車搬入や他社へ譲渡する車両の搬出、東京地下鉄半蔵門線・日比谷線の車両を搬入する車両輸送列車である。

駅周辺
南側は大山街道の旧宿場町、北側は住宅地と商業地が入り混じった状態で、2007年(平成19年)以降は駅周辺の再開発が進められている。

南口はバスの折り返し場程度のスペースがあり、路線バスの発着場とタクシー乗り場になっている。ただし、あまりスペースが広くないことから、横浜市では駅前広場の整備(既存の折り返しスペースを拡張)を進めている。

北口は2014年8月に駅前広場と道路拡幅が完成し、新たに路線バスの発着場とタクシー乗り場が整備され、2015年9月17日から杉崎高速バスによる夜間高速バスも運行開始された[18]。西口は一般道路や生活道路に面しているため、大型車の通行は限られている。

駅周辺の主な施設
公共・福祉施設、団地など
横浜市緑消防署長津田出張所 - 長津田マークタウンに隣接。
横浜市区民文化センター(みどりアートパーク)
長津田地区センター
南長津田団地
長津田団地
長津田厚生総合病院
長津田みなみ台
東京急行電鉄 長津田検車区
国道246号


文教施設
森村学園(幼稚園・初等部・中等部・高校部)
横浜市立長津田小学校
横浜市立長津田第二小学校
横浜市立いぶき野小学校
横浜市立田奈中学校
商業施設・金融機関
マルエツ長津田駅前店
ハックドラッグ長津田駅北口店
長津田駅北口郵便局
トモズ長津田店
オーケーストア長津田店
フィットケアデポ長津田みなみ台店
アピタ長津田店
セントラルスポーツクラブ
横浜農業協同組合(JA横浜)長津田支店
きらぼし銀行長津田支店
みずほ銀行長津田支店
長津田郵便局
|スーパービバホーム長津田店
メガネスーパー長津田店
ハードオフ•ホビーオフ横浜長津田店

バス路線
南口・北口双方にバスのりばがある。停留所名は、南口が長津田駅、北口は長津田駅北口(一般路線バス)および高速バス長津田で、マークタウン正面のロータリー内にある。このほか駅周辺にも2か所あり、県道139号長津田駅南口入口交差点付近にある長津田駅入口と御幸通りである。下記の路線が乗り入れ、横浜市営バス・神奈川中央交通・神奈川中央交通東・杉崎観光バスにより運行されている。以前は東急バスも南口に乗り入れていたが、2010年に廃止された。

横浜線快速停車駅追加の経緯
横浜線快速の運行が始まった当初、当駅および菊名駅は通過駅であったが、快速停車を求めるデモにまで発展してしまい、片方だけならと言う妥協案で取りあえず長津田に快速停車させるようになったといわれている。その後、2006年に菊名も快速停車駅に昇格している。
港北区緑区再編成の際、長津田側は田園都市線沿線区(現在の青葉区)へ入ることを望んだが、恩田川が区境にしやすいこと、長津田の土地・人口ともに多く、区分けに偏りが出ることから市は横浜線沿線区(現在の緑区)への編入を要請した。その時に市が示した条件が、横浜線快速を停車させるべくJRに強く要請する、緑区の名称を与える、というものだった。


ホーム拡幅工事
横浜線ホームの拡張工事は当時の停車用の線路と現行の停車用の線路の間に先端部のみの細いホームを先に作り、切り替えは終電から始発までの短時間で一気に停車用の線路に発泡スチロールを詰め込み上をゴムシートで覆うことで対応した。横浜線の八王子寄りの階段はホーム拡張前と同じである。東神奈川寄りのエスカレーターは、拡張当初階段となっていた。

歴史
1908年(明治41年)9月23日:横浜鉄道東神奈川駅 - 八王子駅間の開通時に開業。一般駅。
1910年(明治43年)4月1日:横浜鉄道を鉄道院が借り上げ。
1917年(大正6年)10月1日:国有化され、国有鉄道横浜線の駅となる。
戦前までは、陸軍東京兵器補給廠・田奈部隊填薬所(現・こどもの国)と駅付近の軍需工場(長津田厚生総合病院隣のマンション付近)への物資輸送用の専用線が設置されていた。
1960年(昭和35年)1月17日:貨物取り扱いを廃止。
1966年(昭和41年)4月1日:東急田園都市線が溝の口駅から延伸開業。横浜線の連絡跨線橋工事が遅れたため、一部未完成だった。当初は1面1線の駅。
1967年(昭和42年)4月28日:こどもの国線が開通。開業時は田園都市線ホームの西側に切欠きホームを設けていた。
1968年(昭和43年)4月1日:田園都市線がつくし野駅まで開通。
1973年(昭和48年)7月:田園都市線ホームを2面4線化する工事に着手。
1977年(昭和52年)3月:田園都市線が2面4線化され、こどもの国線専用ホームが分離される[2]。西側に乗換専用の地下道も設けられる。


1987年(昭和62年)
3月31日:国鉄駅での貨物の取り扱いを再開。
4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本・JR貨物の駅となる。
1994年(平成6年)12月3日:横浜線の快速が当駅を停車駅に追加する(横浜線快速停車駅追加第1号である)。
1997年(平成9年)8月1日:こどもの国線がこどもの国協会から横浜高速鉄道に譲渡される。
2000年(平成12年)3月29日:こどもの国線通勤線化に伴い、西口を新設[。こどもの国線のりばのみ改札外となる。


2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
2007年(平成19年)
3月18日:東急・横浜高速でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
11月16日:長津田駅北口の再開発の計画案が横浜市都市計画審議会で可決される(長津田駅北口再開発計画)。
2012年(平成24年)4月1日:長津田駅南口エレベーターを使用開始。


2014年(平成26年)
8月28日:長津田駅北口歩道橋を使用開始。
8月31日:長津田駅北口駅前広場を使用開始。
2015年(平成27年):長津田駅北口エスカレーターを使用開始。
2017年(平成29年)4月28日:東急長津田駅構内の駅ナカスペースを「etomo長津田」にリニューアル。

東急電鉄
東急 長津田駅
ながつた
Nagatsuta
所在地 横浜市緑区長津田四丁目1-1
北緯35度31分55秒 東経139度29分40秒
所属事業者 東急電鉄
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 3面5線
乗降人員
-統計年度- (田園都市線)128,584人/日
(こどもの国線)12,285人/日
(合計)140,869人/日
-2019年-
開業年月日 1966年(昭和41年)4月1日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 ■田園都市線


駅番号 DT22
キロ程 25.6km(渋谷起点)
◄DT21 田奈 (1.1km)(1.2km) つくし野 DT23►
所属路線 ■こどもの国線
駅番号 KD01
キロ程 0.0km
(1.8km) 恩田 KD02►
備考 東急電鉄直営駅

 

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