今津駅(いまづえき)は、犬丸川と五十石川が河口付近で合流する地点に近く、中津市郊外の住宅地である大分県中津市大字今津字古屋にある駅です。九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅です。駅周辺は長閑な雰囲気。
駅前には小さな庭園跡と駅開業記念碑があります。
単式ホーム2面2線を有する地上駅です。駅舎は「小停車場駅本屋標準図」(昭和5(1930)年通達)に沿った古い純木造の駅舎。駅舎の外回りは昔のままです。
互いのホームは屋根なしの跨線橋で連絡しています。もともとは、2面3線の追い抜き可能な駅構造であった。その中線を撤去されて2面2線の単式ホームになった駅構造です。旧2番線側の乗り場にはフェンスが設置されています。
下り列車進行方向に向かって左側に古い木造建築の駅本屋があります。また跨線橋からは山口県宇部がみえます。
駅舎内は、一部アルミサッシ化されていますが昔ながらの雰囲気はよく残されています。九州交通企画が駅業務を受託する業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。改札口には細い鉄製のラッチが残っています。
ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。待合室にはFRP製の椅子が設置されています。
1897年(明治30年)9月25日 - 豊州鉄道(初代)が設置。
1901年(明治34年)9月3日 - 豊州鉄道(初代)が九州鉄道(初代)に買収される。
1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され、帝国鉄道庁所管となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
電報略号 イツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 158人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1897年(明治30年)9月25日
備考 業務委託駅