生山駅は日南町の代表駅で駅は町の中心街から一段上の広場、鳥取県日野郡日南町生山字後藤屋敷にあります。駅舎共々平成16年に大幅リニューアルされました。西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅です。
整備された駅前はすぐ隣に「ステーションアベニューぷらら」があり駅前というより道の駅のような雰囲気になっています。駅の北側を高速道路(地域高規格道路)である国道183号江府三次道路(生山道路)がオーバークロスしています。駅前には商店や旅館、金融機関なども立地し、若干の賑わいが見られます。また駅前は大駐車場が設置され、パークアンドライドにも利用されているようです。日南町役場は生山駅から離れているため、日南町営バスに乗り換えなければなりません(かつては生山駅近くにあったが、鳥取県西部地震により被災し、約3km西へ移転したため)。
米子方面からの普通列車の一部がこの駅で折り返しとなるため、当駅から芸備線合流駅である備中神代駅にかけては、伯備線の中でも特に普通列車の本数が少ない区間となります。
特急「やくも」の一部列車が停車する。この駅に停車する「やくも」は根雨駅を通過する。県道が島根県仁多郡奥出雲町の横田地区まで通じている。横田地区の最寄駅にはJR木次線出雲横田駅、八川駅、三井野原駅があるが、1日4往復程度の普通列車しかなく利便性に乏しい上に、所要時間も長い。そのため生山駅を利用する横田地区の人が多く、鳥取県とお隣の島根県の山間部、両県の利用者が多い駅になっています。特急やくもは2時間に1本の割合で停車いたします。
単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、行違いおよび待避設備を有する地上駅。米子駅が管理し、ジェイアール西日本米子メンテックが駅業務を受託する業務委託駅である。単式の1番のりば側に駅舎があり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で連絡しています。
駅舎は開業当時からの物を長年使用していたが、駅周辺の整備に伴い近年、立て替えられた。現在の木造駅舎は地域間交流施設クローバと共同の建物を使用しています。駅舎内もからホーム上屋まで、木をふんだんに採用した駅舎になっています。
時間帯限定の営業ではあるが、みどりの窓口も設置されています。また、鉄道・バスの経路・時刻検索システム「バスネット」の端末も設置されている。待合室は壁から椅子まで木がふんだんに使用された作りになっています。同じく待合室のキオスクも木を活かしたお店になっています。便所は男女別の水洗式。
生山駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 ■伯備線 上り 新見・岡山方面
2 ■伯備線 下り 米子・出雲市方面
3 ■伯備線 下り 米子・出雲市方面 待避・始発列車のみ
上り 新見・岡山方面 待避列車のみ
上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりば。3番のりばは両方向の入線・発車に対応した上下副本線である。ただし、2008年12月現在、当駅で待避する下り旅客列車の設定はないため、3番のりばから発車する下り旅客列車は生山駅始発のみとなっている。この他、貨物列車が3番のりばで旅客列車を待避することがある。
島式ホームの上屋と跨線橋(窓のない跨線橋)は未改装のままです。改築の際、2・3番ホームは特に手を加えられていないようすです。
1923年(大正12年)11月28日 - 伯備北線が黒坂駅から延伸した際に、終着駅として開業。
1924年(大正13年)12月6日 - 伯備北線が当駅から上石見駅まで延伸、途中駅となる。
1928年(昭和3年)10月25日 - 伯備北線が伯備線の一部となり、当駅もその所属となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
電報略号 シマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度- 288人/日
-2008年-
開業年月日 1923年(大正12年)11月28日
備考 業務委託駅
みどりの窓口 有
* この間に下石見信号場有(当駅より3.8km先)