土佐穴内駅(とさあなないえき)は、吉野川支流の穴内川沿いの立地、高知県長岡郡大豊町穴内にある駅です。四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅。駅番号はD31。駅は穴内の集落からやや離れていて、駅の周囲に民家は少ない。
豊永方面の和田トンネル開通前の旧線を辿ることができる。また、坑口は封鎖されているがトンネルも現存している。
現在土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線に「穴内駅」が存在するが、当駅の開業当時、既に土佐電気鉄道安芸線(現在の安芸市域)にかつて穴内駅が所在していたため、令制国名を冠して区別している。
単式1面1線のホームを持つ地上駅で、元は貨物ホームも設置されて1面2線だった。現在は無人駅となっており、ホームにトイレを併設した待合所があり、駅舎を撤去した後の空き地が駅前に残っています。待合所は二名・深田・大内・出目・上宇和・五郎・伊予出石の各駅と同じ構造のもので長椅子が2脚設置されています。
2010年度にバリアフリー対応工事が行われ、ホームの一部が嵩上げされた。また、貨物ホームの跡も残っている。
和田トンネルの開通のため小規模ながら駅移転を伴うルート変更が生じました。
1934年(昭和9年)10月28日 - 開業する。
1970年(昭和45年)10月1日 - 無人駅となる(簡易委託駅化)。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国の駅となる。
2013年(平成25年)3月31日 - 駅待合所と駐輪場がJR四国協力のもと、地区住民の寄附によって新設される。
電報略号 ナイ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1934年(昭和9年)10月28日
備考 無人駅