大久保駅は、大規模なショッピングモールと高層住宅が隣接した兵庫県明石市大久保町大久保町にある駅です。JRだけで全国に3箇所ある「大久保」駅の一つで西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅です。「JR神戸線」の愛称区間に含まれています。
当駅からの切符を買うと、「(陽)大久保」と印字される。これは中央本線の「大久保駅」や奥羽本線の「大久保駅」と区別するためです。「陽」は山陽本線の「陽」です。
12両編成対応の島式ホーム2面4線を持ち黒いガラスの張り出し部分がお洒落な雰囲気がある橋上駅です。開業当初は地上駅だったが、1996年8月8日に橋上駅舎に改築された。橋上駅舎化に合わせてホームと改札口の間および改札口と南北駅前広場間にエレベーターおよびエスカレータが設置されました。南口はイオン明石ショッピングセンター1番街VIERA大久保に直結している。また、VIERA大久保を通ることにより、イオン明石ショッピングセンター1番街VIVREに行くことができます。
アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCAおよび提携ICカードが利用できます。直営駅(西明石駅の被管理駅)です。オープンカウンター式のみどりの窓口、定期券発売機と指定席券売機も併設されています。
1番のりばが上り待避線、2番のりばが上り本線、3番のりばが中線、4番のりばが下り本線となっており、通常の停車には2番のりばと4番のりばが使われます。また、4番のりばの南側には、ホームのない下り待避線(5番線)が1本ある。以前は2面3線構造に下り待避線を加えた構造で、現在の1番のりばが存在しなかった。当時の1番・3番のりばに列車が停車し、待避線は2番のりばでした。
大久保駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1・2 ■JR神戸線 上り 三ノ宮・大阪方面 当駅始発は3番のりば
3・4 ■JR神戸線 下り 加古川・姫路方面
三ノ宮・大阪方面への上りで朝7・8時台に新快速を待避する列車は1番のりばを使用する。加古川・姫路方面での下りで8時台に新快速を待避する列車は3番のりば(外側線走行列車で、朝の1本は芦屋 → 西明石間で内側・電車線を走行する。2013年3月16日ダイヤ改正までは夕方にも設定されており、須磨駅・垂水駅・舞子駅を通過する2本の列車が該当であった)を使用する。
駅南側にはイオンリテールが経営するショッピングセンターの「イオン明石ショッピングセンター」(旧・マイカル明石)が広がっています。工場跡地を再開発したもので、明石市内外から来る買い物客によって賑わっています。また神戸製鋼不動産カンパニーによって大規模分譲集合住宅の「大久保オーズタウン」が建設された。これらの開発で当駅周辺は明石市有数のショッピングゾーンになりました。
駅北側には国道2号が通り、道路をはさんで富士通や三菱マテリアル明石製作所などの工場が立ち並ぶ。人口集積によって飲食店や食料品店なども増加しており、かつての田園風景の中に工場が立ち並ぶ片田舎の町の光景が、高層マンションやそれらの周辺で新たに整備された公園なども多数あるニュータウン的な様相へと劇的に変貌をとげました。
駅南側には、先述の「大久保オーズタウン」や、他にも「オーズガーデン」「オーズガーデンイースト」なども出来ている。また、大久保南小学校もあり、明石市内有数の児童数が多いことでも知られています。 さらに、イオン明石ショッピングセンターの北側には、大久保駅と直結する商業施設、「VIERA大久保」も完成しました。
1888年(明治21年)12月23日 - 山陽鉄道 明石駅 - 姫路駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
1902年(明治35年)12月13日 - 公衆電報取扱開始。(官報1902年12月13日号より)
1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により、国有鉄道(国鉄)の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
1972年(昭和47年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
1996年(平成8年) - 現在の橋上駅舎に改築、2面3線を4線に拡張。
1998年(平成10年)10月3日 - 当駅発着列車の運転を開始。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
電報略号 オク
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 18,165人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1888年(明治21年)12月23日
備考 直営駅
みどりの窓口 有