宍喰駅(ししくいえき)は、徳島県海部郡海陽町宍喰浦字正梶にある、阿佐海岸鉄道阿佐東線の駅です。駅番号はAK29。
路線中唯一の有人駅で、阿佐海岸鉄道の本社、車庫所在地である。また、徳島県最南端の駅でもある。
駅の隣は海陽町立宍喰小学校で、その先の方に国道55号と太平洋があります。又、この駅にCTC制御所が、設置されている。
単式ホーム1面1線を有する高架駅。夕日と海のイメージデザインです。相対式2面2線構造ではあるが片側は使われていない。室戸・奈半利方面へ延伸できるような構造となっています。
鉄道敷設法による予定鉄道線路(改正鉄道敷設法別表)により鉄道を敷設する計画が定められていた(未成線)が、国鉄再建法によって事業が凍結されたのち、国鉄分割民営化に伴う法令施行に伴い鉄道敷設法が廃止され、法的な根拠をもった路線計画は消滅しました。
宍喰駅から甲浦までの区間列車も設置されています。
ホームには狭い待合室があります。甲浦駅側には車庫が見えます。
エレベーターの設備があります。
駅スタンプがある。切符売場には券売機が設置され、窓口は有人営業しています。
待合室兼観光案内所がありレンタサイクルも利用できます。
阿佐海岸鉄道では季節ごと色んな企画列車があります。なごみ列車の運行ではビューポイントで停車。列車内ではジャズが流れます。社内では珈琲やお菓子のもてなしがあります。あさてつ寄席では停車中の車内で高座を造り、徳島県出身の落語家桂七福さんの落語をお楽しめた。その他、過去にはサンタ列車、イルミネーション列車 、風鈴列車、天の川列車。
映画任侠ヘルパーのロケ撮影地(プラットホーム)でもあります。映画では「上大海駅」でした。
阿佐東線では記念日貸切列車があり何かの記念日に列車を貸し切って、車窓からの風景を独占できる。 通常よりもゆっくり走行したり、運行区間も相談に応じてくれる。また、ヘッドマークも応募者ご自身でデザインすることもできます。
1992年(平成4年)3月26日 - 開業。
2010年(平成22年)12月7日 - 町内の宍喰漁港で捕れた雄雌1匹ずつ計2匹のイセエビが「駅長」に就任。同年8月から「駅長」として展示されていたメダカに替わる就任となる。
電報略号 シシ
駅構造 高架駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1992年(平成4年)3月26日