斗賀野駅(とがのえき)は高知県高岡郡佐川町東組、山間部の集落にある駅です。四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅です。駅番号はK15。
かつては付近の大平山からの石灰石輸で賑わっていましたが今は見る影もありません。駅前はスペースがあり樹木が目立っています。
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は改築が施された古い木造駅舎です。
両開き分岐器を使用しているので、通過列車も50km/h制限を受ける。業務委託駅。待合室には近距離用の券売機が設置されています。
のりば
1 ■土讃線 (上り) 高知・土佐山田方面
2 ■土讃線 (下り) 須崎・窪川方面
下りホームには独特な大きな屋根をもつ待合所があります。
構内のホームは踏切で結ばれています。構内は石灰石鉱山への引き込み線があったためか広い。
1924年(大正13年)3月30日:国有鉄道の駅として開業。旅客・貨物営業を開始。
1942年(昭和17年):土佐石灰工業大平山鉱山専用線が運用開始。
1960年(昭和35年)6月28日:車扱貨物の取扱範囲を、専用線発着のものに限定。
1969年(昭和44年)10月1日:荷物(手荷物・小荷物)の配達の取扱いを廃止。
1970年(昭和45年)6月1日:小口扱貨物の取扱いを廃止。これにより、当駅で取扱うのは旅客・手荷物・小荷物と専用線発着の車扱貨物のみとなった。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱いを廃止。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR四国と日本貨物鉄道(JR貨物)が継承。
1992年(平成4年)10月1日:JR貨物の駅(貨物の取扱)が廃止。
同時に土佐石灰工業専用線も廃止。この線から多ノ郷駅隣接の大阪セメント(現在の住友大阪セメント)高知工場へセメントの原料である石灰石を発送していた。廃線跡には構造物や線路跡の枕木、こぼれた石灰石などが現存する。
2010年(平成22年)10月1日:無人化。
キロ程 158.0km(多度津起点)
電報略号 トノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1924年(大正13年)3月30日
備考 業務委託駅