1tトレーラは陸上自衛隊の装備の1つ。主に物資、装備などを運搬する。
なお、高機動車用は通常の1tトレーラと違い4WS対応型であり、牽引装置の関係上高機動車に限定される。(けん引状態で後進する際、通常型では見当違いの方向へ進むうえ、牽引装置の関係で無理に牽引すると装置が破損する危険性がある)
車両後部に駐車ブレーキを装備。
通常型は駐車時用・非牽引時の移動用に鉄製車輪。高機動車専用型は通常型より一回り小さめのゴムを巻き付けた車輪を付けている。
牽引時はエアホースを装着しエアを充填しなければエアブレーキが焼け付く恐れあり。(火災発生の事案あり)
タイヤは旧型73式大型トラック初期型(SKW-440〜441)のタイヤを装着する。(供給は「ブリヂストン」「ダンロップ」「ヨコハマ」「トーヨー」各社)但し、パンクの際大型トラックのスペア装着が出来ずタイヤ交換に支障が出ているため近年製造型は(SKW-462〜464)タイプを装着できるようになっているとのこと。
高機動車専用型は製造年によって細部が異なる。(最近の型は車番毎専用のトレーラーを使用する)
後部ブレーキ・方向指示器のランプ部分は旧型は円形状をそれぞれ半分にした状態で上下にブレーキと方向指示器に分かれていたが、近年導入型は完全独立した四角形状のランプになっている
自重:950kg
最大積載量:1000kg
製作: 日本トレクス