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Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
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高知駅 JR四国土讃線/土佐くろしお鉄道

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高知駅は、高知県の県庁所在地高知市の代表駅で高知県高知市栄田町二丁目にあります。四国旅客鉄道(JR四国)土讃線の駅。駅案内パネルのコメントは「龍馬とよさこい、日曜市の駅」。駅番号はD45、K00。利用客は高知県内の駅では最も多く、JR四国では5番目に多い。土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線からの乗り入れ列車はこの駅までです。

駅の南口正面には土佐電鉄の「高知駅前電停」が、北口東側にはバスターミナルがあり、空港連絡バスや高速バスなどが発着します。
高架化事業に関連して周辺の区画整理が進められることになり、駅前広場と合わせて5.6ヘクタールの土地を「よさこい咲都(さいと)」と命名し、街づくりが実施されています。駅北口の駅前広場は高架化と同日に使用開始し、またバスターミナルに隣接して税務局などが入る高知よさこい咲都合同庁舎が開庁。

西側には1駐輪場や駐車場が設置されました。なお駐輪場はバスターミナル近くの高架下に開設されている。南口の駅前広場は、2代目駅舎とそれまでの駅前広場のあった場所を利用して整備が進められ、2009年5月1日より自動車の乗り入れが開始されました。

現駅舎は3代目で、2008年(平成20年)2月26日に完成した。内藤廣設計の新駅舎ホームは、地元の杉材で作られたアーチ状の大屋根となっていまする。愛称は「くじらドーム」、大きさは、線路と平行する東西方面に60.9m、南北に38.5m、高さ23.3mで、杉のみではメンテナンス上問題があるため、外部にチタン亜鉛合金を使用しています。まるで特急がヒゲクジラの口内にくわえ込まれているように見えます。駅舎では、南国の明るく開放的なイメージを表現するために内部を白色で統一しています。駅の利用客の動線上に市の観光案内所を設置し、逆に喫煙所は故意に動線から外す配置となっています。


交換・待避設備を備えた島式ホーム2面4線の高架駅です。現駅舎は2代目駅舎と比べ、のりばが1線増えました。新線への切り替え及び新駅舎の開業は、高架化(連続立体交差)事業に伴い行われました。このドームをはじめとした鉄道駅付近高架化事業について、第7回日本鉄道賞のランドマークデザイン賞が送られています。当駅とその周辺の区間踏切11ヶ所は、高架化により廃止され、それまで駅北に隣接していた車両基地の高知運転所は2002年(平成14年)3月に高知市布師田へ移転しました。


JR四国では初となる自動改札機と指定席券売機が導入されました(指定席券売機の使用開始は2008年3月15日のダイヤ改正から)。発車標は、2代目駅舎同様、3代目駅舎でも改札上部及び各ホームに設置されている(2代目・3代目駅舎とも全て3色LED式を使用)。また、3代目駅舎の各ホームには電照式の接近表示器も設置されました。


3代目駅舎開業とともに、列車接近時のアナウンスにはBGMとして『アンパンマンのマーチ』が流れるようになりました。当初は簡易的な放送だけであったが、2009年3月頃よりJR九州のPTCシステムJACROS」をスタンドアローン化(放送装置だけを独立化させたもの)した詳細放送が導入された。アナウンスはJR九州の在来線(博多駅等)と同じ田尻敏明と長瀬祐子が担当しています。これにより、種別・発車時分・行先・停車駅の案内が追加され、新たに予告放送、発車放送がされるようになりました。

JR四国管内で詳細型自動放送を行う駅は高知駅が唯一です。白を基調としたオープンカウンター式のみどりの窓口があります。改札口には自動改札機とLED式の発車案内が設置されています。

のりば
1 ■土讃線 (下り) 伊野・須崎・窪川・中村・宿毛方面 (特急の大半で運用)
(上り) 土佐山田・阿波池田・高松・岡山方面 (特急のみ)
2 ■土讃線 (下り) 伊野・須崎・窪川・中村・宿毛方面 (特急の一部も運用)
(上り) 土佐山田・阿波池田・高松・岡山方面 (特急のみ)
3 ■土讃線 (上り) 後免・土佐山田・阿波池田方面 (普通のみ)
4 ■土讃線 (上り) 安芸・奈半利方面(ごめん・なはり線直通) (普通・快速のみ)


特急列車は売店のあるホームに面した1番線(一部は2番線)を使用する。普通列車は下りが1・2番線、上りが3・4番線の発着である。なお、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に直通する列車は、主に4番線から発車する。2012年3月17日のダイヤ改正で、高知発土佐山田行き普通列車が23時台に設定された。これは今までの最終列車の時刻を繰り下げたものであり、それまでは22時台後半が最終だった。


駅南西側にあったバスターミナルが駅北側に移転し2008年7月28日より共用を開始した。これにより一般路線バスの運行経路変更、空港連絡バスの増便がはかられ利便性が向上した。

1924年(大正13年)11月15日 - 高知線(現在の土讃線)の日下 - 高知間とともに開業。
1925年(大正14年)12月5日 - 高知線が土佐山田まで延伸開業。
1928年(昭和3年)8月10日 - 土佐電気(現在の土佐電気鉄道)の高知駅前電停開業
1951年(昭和26年)
4月10日 - 予土南線(現在の松山高知急行線)佐川〜高知間延伸により、自動車線の取扱を開始。
5月24日 - 土佐電鉄の線路を左曲がりから右曲がりに変更及び停留所を移設。
1971年(昭和46年)4月1日 - 二代目駅舎開業
1983年(昭和58年)6月1日 - 土佐電気鉄道(現土佐電ドリームサービス)空港連絡バス、当駅に乗り入れる。
1986年(昭和61年)11月1日 - 駅における貨物の取扱を廃止、代替として高知コンテナセンター(現・高知オフレールステーション)が設置される。
1987年(昭和62年)
3月31日 - 貨物列車による輸送に対応するため、駅における貨物の取扱を再開。但し、列車の設定は無い。
4月1日 - 国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道・日本貨物鉄道が継承。
1990年(平成2年)11月1日 - 当駅構内に高知自動車営業所を開設。
2001年(平成13年)4月1日 - 高知駅前電停をJR高知駅正面に移設。
2002年(平成14年)3月 - 高知駅構内北側にあった車両基地を布師田に移転。
2003年(平成15年) - 駅弁の販売会社を中央食堂から仕出しのあんどう(安藤商店)に変更。
2004年(平成16年) - 高知駅高架工事着工。
2005年(平成17年)4月1日 - 日本貨物鉄道の高知駅が廃止。
2008年(平成20年)2月26日 - 三代目駅舎開業。
新駅舎開業にあわせ1000枚限定の記念入場券が販売された。
2009年(平成21年)2月14日 - 高知駅前電停を北側に30m移設。
2012年(平成24年)3月10日 - 駅舎の南北に駅名表示を設置。

電報略号 コチ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 5,237人/日(降車客含まず)
-2008年-
開業年月日 1924年(大正13年)11月15日
備考 みどりの窓口 有

 


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