豊後森駅(ぶんごもりえき)は、大分県玖珠郡玖珠町大字帆足にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅。
玖珠町の中心駅で、久大本線の重要な拠点駅としての機能を持っている。
かつては恵良駅からの宮原線列車も発着していたが現在は廃線となっている。豊後森駅の近くに旧豊後森機関区の扇形機関庫である豊後森機関庫が残っている。車窓からは恵良方面進行方向右側に見える。
豊後森駅周辺は玖珠町の中心部にあたり、駅北側や西側の大分県道43号玖珠山国線沿いに商店街が形成されている。
また駅から約700メートル、玖珠川を挟んで対岸にあたる塚脇地区には国道210号が通り、こちらにも商店街や郊外型の量販店、大分県警察本部玖珠警察署、大分合同新聞社玖珠支局などがある。
豊後森駅は近隣を走る路線バスのターミナルとなっている。駅前に日田バスと玖珠観光バスが乗り入れており、停留所名はそれぞれ「森駅前」、「豊後森」である。旧国鉄宮原線代替路線の宝泉寺温泉方面をはじめ、高塚愛宕地蔵尊へ向かう路線や、豊後中村駅経由で飯田高原・九重山方面へ向かう路線などが発着する。 また、玖珠町まちなか循環バスならびに日田バスの廃止路線の代替バスである九重町営バス、玖珠町ふれあい福祉バスも日田バス乗り場に発着する。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。駅舎は三角形の明り取りが印象的で立派な木造建築です。
三角の屋根は、玖珠町が「童話の里」と銘打つのにあわせて作られました。
業務委託駅で、以前はみどりの窓口設置駅だったが、2011年3月にマルスが撤去された。駅舎内部の待合所には自動券売機も設置されている。
2013年には、観光開発の一環として、「クルーズトレイン」ななつ星in九州の運行開始に合わせて、水戸岡鋭治のデザインにより駅舎を茶色に塗装する等の改修が行われた。阿蘇駅と同じ様なデザイン。
ホーム間は跨線橋で結ばれています。
『僕達急行 A列車で行こう』が豊後森機関庫と豊後森駅でロケが行われました。
1929年(昭和4年)12月15日 - 鉄道省(国有鉄道)の駅として開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR九州に継承。
電報略号 フモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 375人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1929年(昭和4年)12月15日
備考 業務委託駅