窪川駅は、旧・窪川町の駅で、平成18(2006)年3月に合併により四万十町となりました。高知県高岡郡四万十町琴平町にある、四国旅客鉄道(JR四国)・土佐くろしお鉄道の駅です。土讃線の終着駅になります。駅番号はJR四国がK26、土佐くろしお鉄道がTK26。
旧窪川町、現在の四万十町の代表駅であり全列車が停車致します。JR四国の土讃線と、土佐くろしお鉄道の中村線の2路線が乗り入れており、土讃線は当駅が終点、中村線は当駅が起点となります。1951年に国鉄土讃本線の終着駅として開業し、その後土讃本線の事実上の延長として中村線が1963年と1970年の2回に分けて開業しました。
中村線を土讃本線の一部とせず独立させたことが赤字83線・特定地方交通線に指定される原因となり、国鉄分割民営化後の1988年4月1日に中村線は土佐くろしお鉄道に移管された。この年の6月10日には土讃本線が土讃線に改称されて現在の形となっています。
2012年3月17日ダイヤ改正時点では当駅には10往復の土讃線の特急列車が乗り入れているが、窪川駅始発の「あしずり」上り1本以外は全て中村線と相互直通運転を行っており、乗務員は窪川駅で交替いたします。普通列車の直通運転は行われていません。
JRは地上駅で昭和26(1951)年11月開業時の平屋のコンクリート駅舎です。JRと土佐くろしお鉄道の駅舎は別々になっており、土讃線から中村線への乗り換え時のみ、構内のホームにある中間改札が使用されます。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する。各ホームは跨線橋で結ばれています。駅舎内にはみどりの窓口があり券売機が2台設置されています。
待合室ではキオスクが営業、木製の長椅子が設置されています。改札を入って左へ行くと、土佐くろしお鉄道のホーム、1番線に行く事が出来ます。
土佐くろしお鉄道の駅舎は2階建てで、JRの駅舎の北隣にあります。ホームは単式ホーム1面1線を有する。
のりば
1 ■土佐くろしお鉄道中村線 中村・宿毛方面 (普通のみ)
2 ■JR土讃線 高知・土佐山田方面 (普通のみ)
3 ■JR土讃線 須崎・高知・高松・岡山方面 (特急・普通)
■土佐くろしお鉄道中村線 中村・宿毛方面 (特急のみ)
4 ■土佐くろしお鉄道中村線 JR予土線直通(宇和島方面)
特急及び宇和島方面の列車は、JRのホーム(前者は3番線、後者は4番線)に停車する。
1951年(昭和26年)11月12日 - 日本国有鉄道の駅として開業。これに伴い、窪川本線(自動車線)の駅は「土佐窪川」から「窪川」に改称。
1963年(昭和38年)12月18日 - 中村線開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる。
1988年(昭和63年)4月1日 - 中村線が土佐くろしお鉄道に転換。
電報略号 クホ
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
開業年月日 1951年(昭和26年)11月12日
乗入路線 3 路線
所属路線 ■土讃線(JR四国)
所属路線 ■土佐くろしお鉄道中村線
(■JR予土線直通含む)
駅番号 ○TK26
備考 共同使用駅(駅舎は別)
みどりの窓口 有