学駅(がくえき)は徳島県吉野川市川島町学字吉本、旧・川島町(現:吉野川市)の西側に位置する駅です。
四国旅客鉄道(JR四国)徳島線の駅で駅番号はB12。入場券5枚で「ご・入・学」という縁起切符を売っていることで全国的に有名な駅です。
普通列車のみが停車する。
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。互いのホームは屋根なしの跨線橋で連絡している。櫓を持つ特徴的な木造駅舎を有する。
かつては平日午前中のみ駅員が配置されていたが、2010年9月1日に完全な無人駅となった。自動券売機が設置されている。待合室の中央に背もたれ付きの長椅子が設置されています。
のりば
駅舎側から
1 ■徳島線(上り) 鴨島・徳島方面
2 ■徳島線(下り) 穴吹・阿波池田方面
2番線を通る下り列車は、ポイント部分で35km/hの速度制限を受ける。
駅舎反対側ホームには待合所がありFRP製の椅子が設置されています。
貨物扱所跡は駐輪場として整備され、係留線路があります。。
「学」という珍しい駅名は地名をつけたもので、その地名は阿波国の学問所が付近にあったためと言われている。また別の説では、その昔当地にあった了慶寺というお寺に、学徳の高い名僧がいて各地から大勢の人々が集い、学問を習いに来たという故事から来ているとも言われる。
硬券の入場券は、券面右端の上部に入場券を意味する「入」の文字、下部に駅名が印字されており、縦に「入学」と読めることから、当駅の入場券は受験生を中心に大人気となった。現在も硬券の入場券を発売しており、現行のものは緑色のJR四国の地紋の硬券である。
特に五枚セットは「5入学」=御入学、ということで更に人気を呼んでいる。国鉄やJR四国は積極的に当駅の入場券の販売を行い、2013年現在も学駅だけでなく四国内の主要なJRの駅や通信販売などでも販売している。
現在、学駅は無人駅だが受験シーズンのみ、駅員が在中しており、駅で直接切符を購入することもできる。
なお価格は一枚160円で、5枚1度に買うと赤か紫か水色のお守り袋が無料でつく。
1899年(明治32年)12月23日 - 国鉄徳島本線の駅として開業。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により、四国旅客鉄道の駅となる。
2010年(平成22年)9月1日 - 無人化
電報略号 カク
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 265人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1899年(明治32年)12月23日
備考 無人駅(自動券売機 有)