東宿毛駅(ひがしすくもえき)は、高知県宿毛市中央八丁目にある土佐くろしお鉄道宿毛線の駅である。駅番号はTK46。早稲田・梓駅(わせだ・あずさえき)という愛称が付いている。宿毛線計画時は、宿毛駅として計画されていました。
宿毛市役所や宿毛警察署、市立坂本図書館等、市の主要施設がある宿毛市街へは宿毛駅よりも当駅からの方がはるかに近いのですが普通列車のみが停車する無人駅で、利用客は多くありません。高知競馬場の場外馬券売り場「パルス宿毛」へ無料接続バスあります。
単式ホーム1面1線の高架駅。駅舎は設けられておらず高架のホームに待合室が設置されています。通常は無人駅です。2005年3月宿毛駅での事故のため宿毛~東宿毛間が不通であった間は有人駅でした。
細長い待合室にはFRP製の椅子が設置されています。
ホームから宿毛市街地が広がり一望できます。
早稲田大学前身の東京専門学校の設立に尽力した小野梓の出身地ということで「早稲田・梓」駅という愛称がつけられています。
駅の北側には駐車場、高架下には駐輪場もあります。
1997年10月1日 - 開業。
2005年3月2日 - 岡山発宿毛駅着の特急「南風17号」が宿毛駅の車止めを乗り越え駅舎の壁に衝突する事故が発生し、宿毛線宿毛~中村間が不通に(土佐くろしお鉄道宿毛駅列車突入事故)。
2005年4月7日 - 東宿毛~中村間で普通列車のみ営業運転再開。宿毛~東宿毛間はバスによる代行輸送。
宿毛駅構内の線路が使用可能になり、列車は宿毛~中村間で運転再開したが、宿毛駅改札が未だ使用不能なため、宿毛~東宿毛間は回送扱いで運転。
2005年6月13日 - 東宿毛~中村間で特急列車営業運転再開。宿毛~東宿毛間は回送、東宿毛駅は臨時停車扱い。
2005年11月1日 - 宿毛線全線営業運転再開。特急列車の東宿毛駅臨時停車扱いは終了。
電報略号 ヒカ
駅構造 高架駅
ホーム 単式 1面1線
開業年月日 1997年(平成9年)10月1日
備考 無人駅