新谷駅(にいやえき)は、愛媛県大洲市新谷にある四国旅客鉄道(JR四国)の駅です。
当駅を境に内子・伊予市方面は内子線、伊予大洲方面は予讃線(新線)と路線名称が分かれるが、運行系統上は分かれておらず全ての列車が相互に直通し、駅番号(U13)も共有となっています。かつて内子線が五郎駅から分岐しており、その後伊予大洲 - 新谷間が予讃線として開通したためである(五郎 - 新谷間は廃止)。当駅の所属線は内子線です。
地上駅。駅舎はありません。昭和58(1983)年9月に五郎方へ0.2キロ移転しています。相対式ホーム2面2線を有するが、Y字分岐のため上下ともに進入速度が60km/hに制限されている。駅舎はなく駅員も配置されていない。駅東方の踏切を挟んで上下線の出入口が別々にあり、各ホームへは線路に沿って長い通路を少し歩く。 予讃線の短絡線となる前の駅は、現駅東方の踏切を挟んだ内子側にあった。木造駅舎が線路の北側にあり、1面2線の島式ホームでホーム上に待合所があった。
駅舎からホームへは線路を渡りスロープで直接上がるようになっていた。近くに高校があるためか、かなり大きなホーム待合所です。1971年の無人化以降、簡易委託駅となっており、駅近くの商店で近距離乗車券を販売しています。
1920年(大正9年)5月1日:愛媛鉄道の駅として開業。当時は762mm軌間。
1933年(昭和8年)10月1日:愛媛鉄道が国有化され、国鉄内子線の駅となる。
1935年(昭和10年)10月6日:軌間を1067mmに改軌するとともに、新谷- 若宮連絡所(現在の伊予若宮信号場付近)を廃止、新谷 - 五郎間開業。
1971年(昭和46年)11月6日:駅無人化。
1986年(昭和61年)3月3日:予讃線伊予大洲 - 伊予若宮信号場 - 新谷間開業、新谷 - 五郎間廃止。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道が承継。
電報略号 ニヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1920年(大正9年)5月1日
備考 簡易委託駅