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20メートル型(汎用)巡視艇「ひめぎく」型 CL-141 巡視艇しらぎく

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CL141 しらぎく

全 長  19.6m
型 幅   4.5m
型 深  2.3m
総トン数  25トン
竣 工 2007年3月

20メートル型(汎用)巡視艇「ひめぎく」型
●総トン数:23t/満載排水量:19t
●主要寸法:全長20.0m×幅4.3m、4.5m(CL46、CL58~CL73、CL76以降)×深さ2.3m
●エンジン:ディーゼル2基2軸 出力:1820PS (CL69~CL71、CL92.93、CL114はウォータージェット2基) 出力:1820PS
●速力:約30kt
●船質:高張力鋼
●航続距離:160浬
●乗員:5名(後期型は6名)
●主要装備:なし
●航行区域:沿海(制限付)

船名は、「朝風」「富士風」という、気象天象に関するものや、「土佐水木」「山百合」など、地域に因んで命名されている。老朽化した巡視艇の代替えとして、目下鋭意建造されている巡視艇です。海上保安庁の量産記録(96隻建造)を保持していた、巡視艇「ちよかぜ」型の代替を終了し、なおも巡視艇「やまゆり」型の代替のため建造され続けています。既に160隻以上が建造され、現在も同型巡視艇の”量産記録”を更新し続けています。
整備期間が長期にわたっているため、大きく4つのバージョンに分かれています。定員を1名増やし、船幅を20センチ大きくした6名定員艇の後期タイプ(幅広型)、推進器をウォータージェットにしたタイプ、放水銃を廃止して防弾性を向上させた警備機能強化型などのバリエーションがあります。配属地の関係で、冷房を強化した南方型、暖房を強化した北方型もあります。
CL-36「きりかぜ」は海上環境業務強化指定船、CL-50「はまかぜ」は鑑識業務指定船に指定されています。
本船をベースに 灯台見回り船「ひめひかり」型 が作られています。また、その「ひめひかり」型は、平成20年4月1日付けで、全艇 CL型巡視艇「しらうめ」型 に区分変更されています。
H19年度末、ネームシップ「CL-11 すずかぜ」が、配置替えに伴い艇名を「ひめぎく」と改めたため、それに伴い本船型を「すずかぜ」型から「ひめぎく」型に変更表記されました。CL129「やまゆり」には、平成16年4月、全国初となる女性のCL型巡視艇船長が就任した。CL134 あやめ(平成14年12月16日就役)以来建造が無かったが、平成18年度概算要求で、8隻の建造が計上されている。

 


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