Quantcast
Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3251

特急列車 いしづち

$
0
0

いしづちは、四国旅客鉄道(JR四国)が高松駅 - 伊予西条駅・松山駅・宇和島駅間を、予讃線・内子線経由で運行される特急列車です。

「いしづち」は、愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する日本百名山、日本百景の一つでもある石鎚山に由来しています。この名称は、1963年2月1日から1968年9月30日まで小松島港駅 - 松山駅間を運行する準急のちに急行の列車名として使用されました。現行の運行区間に用いたのは、1988年(昭和63年)4月10日の瀬戸大橋線開業に伴う四国各線の運行体系を変更したことによります。
2002年に四国をキハ181系が一周するイベントで本列車名は採用され、その時は当時の運行区間である徳島→阿波池田→多度津→松山間で使用されました。ただし、表示上は阿波池田行きとして運行されました。

1988年4月に本四備讃線(瀬戸大橋線)の開業に伴い一本列島と呼ばれるダイヤ改正が行われた。それまで高松駅から愛媛方面に運転していた特急「しおかぜ」の名称が岡山駅発着の列車に使用されるようになり、その代わりとして、高松駅から愛媛方面の特急に「いしづち」が名称が使われ運転を開始した。運転開始当初からエル特急に指定されています。
「ミッドナイトEXP」は、2000年8月に高松駅→伊予三島駅間下りで運転を開始し、翌2001年3月からは松山発の列車も運転を開始した。現在は、高松発の列車名を「ミッドナイトEXP高松」として高松駅→伊予西条駅間で下り1本、松山発を「ミッドナイトEXP松山」として松山駅→新居浜駅間で上り1本で運行されている。

2011年3月現在、運行本数はJR四国の特急列車の中では最多で、「いしづち」は高松駅 - 伊予西条駅間に上り1本、高松駅 - 松山駅間に下り17本・上り15本、宇和島駅→高松駅間に上り2本、「ミッドナイトEXP高松」は高松駅→伊予西条駅間に下り1本、「ミッドナイトEXP松山」は、松山駅→新居浜駅間に上り1本が運転されている。列車番号は「いしづち」は1000M(2000系は1000D)+号数である。「ミッドナイトEXP高松」は5001D、「ミッドナイトEXP松山」は5004Mである。
運行区間のほとんどが単線区間で列車の増発が困難であることから、宇多津駅(下り1本のみ多度津駅) - 松山駅・宇和島駅の間で岡山駅発着の「しおかぜ」を併結する列車が大半である。併結時の原則として、8000系で運転する列車は「いしづち」が松山側に、2000系で運転する列車は「しおかぜ」が松山側に連結される。どちらの場合でも、岡山・高松側に連結される列車は宇多津駅(多度津駅)の手前で信号待ちを行う。


ただし、ゴールデンウィーク・お盆・年末年始などの多客期は、一部列車を除いて全編成が岡山駅発着の「しおかぜ」として運行される。この列車では宇多津駅 - 高松駅間に代走列車として続行ダイヤを組む「いしづち」が運行されている。
「いしづち」が単独で運行される上り列車の一部は、多度津駅で岡山行の「南風」と接続を行う。


徳島市で阿波踊りが開催される期間中は「ミッドナイトEXP高松」に代わり、徳島駅始発の上高松駅以西の発着時刻を繰り下げた臨時特急「阿波踊り号」が運行される。
なお、この列車では、車内改札が省略されることがある。これは、マルスから得られた発券情報が車掌に送られるためである。そのために車掌室にはプリンターが設置されている。車内改札が省略されるのは、乗車列車に有効な指定席特急券を持ち、記載された号車・座席番号に座っているときである。ただし、自由席に乗車しているときと、指定券特急券を乗車列車の発車1時間前 - 発車時間までに購入したときは、車内改札が行われる。
「ミッドナイトEXP高松」は2008年3月のダイヤ改正で坂出駅の発車が午前0時を過ぎることとなった。このため同列車では前日の新幹線から乗り継ぐ場合、特例として改正前と同様に特急料金の乗継割引を適用するようにした。なおこの措置は2009年3月改正で坂出発23時59分に繰り上げられたため解消している。
なお、「ミッドナイトEXP高松」用のヘッドマークは用意されておらず、2000系のヘッドマーク表示部は白表示のまま運転され、側面のLED式列車名表示は号車、指定席・自由席の座席区分以外表示がない。なお、同列車は全車両自由席となっている。また、振り子制御装置との連動もあり、車内放送装置、車内案内表示装置は作動する。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3251

Trending Articles