備前田井駅は、玉野市の丘状になった岡山県玉野市田井三丁目、玉野市街地の北端の住宅地に位置しホームからは瀬戸内海が望まれます。西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅です。駅施設は傾斜地にあり、余裕のない立地です。土手下に駐車場がありパークアンドライドにも利用できる。駅前にバス乗り場(シーバス)、駐車場、駐輪場、公衆電話あります。
相対式ホーム2面2線を持ち、交換設備を有する地上駅。駅舎はなく、直接ホームに入る形になっている。両ホームの宇野寄りにそれぞれ出入口があり、上下ホームは宇野寄りの構内踏切で結ばれています。
盛土上のために道路からは階段がある(スロープなどは無い)ので、駅構内まで車椅子で行く事は困難である。駅入口の階段は住宅地の路地の突き当たりにあります。線路配置はY字分岐(両開き)で、安全側線はありません。
児島駅管理の無人駅で、下りホーム側の出入口(構内踏切脇)には乗車駅証明書発行機が、上りホームの待合所内には自動券売機(岡山地区のICOCA導入時に交換された機種であるが、ICOCA装填口は省かれている)があります。
備前田井駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 ■宇野線 上り 茶屋町・岡山方面
2 ■宇野線 下り 宇野方面
※一時期のりば番号標が抹消されていた時期があったが、のちに復活しています。
現在は普通電車のみの運転となっているが、宇高連絡船が現役だった頃には優等列車や四国への貨物列車が運転されていた名残で、行き違いの線路有効長が長くなっています。
1939年(昭和14年)1月1日 - 宇野線の八浜駅 - 宇野駅間に新設開業。
1940年(昭和15年)11月1日 - 営業休止。
1950年(昭和25年)11月14日 - 営業再開。
1960年(昭和35年)10月1日 - 宇野線電化完成。電車の運転開始。駅舎の改良工事開始。
1961年(昭和36年)
4月 - 国道30号線開通。駅舎の改良工事終了。
9月1日 - 宇野線の単線自動化。
1970年(昭和45年)
4月5日 - 宇野線CTC化完成。
4月30日 - 宇野線の手小荷物運搬電車運転終了(茶屋町駅 - 宇野駅間の途中駅での荷物扱い廃止)。
5月1日 - 八浜駅・迫川駅・彦崎駅と共に無人化。荷物の取扱を廃止。
6月 - 無人化にあわせた駅の改良工事が実施される。
1987年(昭和62年)
3月23日 - 当駅を含む岡山駅 - 宇野駅間に213系電車を使用した快速「備讃ライナー」の運転開始。
4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に承継。日本貨物鉄道(JR貨物)が宇野線全線の第二種鉄道事業者となる。
1988年(昭和63年)4月10日 - 瀬戸大橋開通。本四備讃線が開業し快速「マリンライナー」などが運転開始。同時に岡山駅 - 宇野駅間の快速「備讃ライナー」、宇高連絡船やホバークラフトは廃止され高速艇のみ存続され、岡山行の直通列車が減少する。
2002年(平成14年)4月1日 - 日本貨物鉄道が「茶屋町駅 - 宇野駅間」の第二種鉄道事業廃止。自動券売機の運用が開始される。
2007年(平成19年)4月 - ホーム・待合室の改良工事が実施される。
2010年(平成22年)1月 - トイレ・通路の改良工事が実施される。
電報略号 タイ
駅構造 地上駅(盛土上)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 235人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1939年(昭和14年)1月1日
備考 無人駅(自動券売機 有)