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足立駅/伯備線

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足立駅(あしだちえき)は、かつては石灰石の積み出しで賑わった駅でした。そのあと貨物扱い廃止になってからは寂れる一方の駅です。蒸気機関車末期には、駅北側の石灰石採掘場からの、有名な「布原の三重連」貨物列車の起点駅でもありました。

岡山県新見市神郷油野にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅です。駅前を流れる高梁川の対岸には国道が走ってます。米子方に足立石灰工業株式会社(セメント工場)と集落があります。


島式ホーム1面2線を持つ、行違い設備を備えた地上駅。簡易な鉄骨造りの小さな駅舎が線路東側にあり、そこから跨線橋がホームへと続いています。待合室には自動券売機どころか、ゴミ箱もポスターも無くただ椅子が設置されるのみです。自転車置場の利用率は高い。新見駅管理の無人駅です。

駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1(駅舎側) ■伯備線 上り 倉敷・岡山方面
2(反対側) ■伯備線 下り 米子方面


番号は列車運転指令上の番線番号です。なお、上り線(1番線)は逆方向の入線及び発車にも対応している。新見・倉敷方面へ緩やかに左カーブになっています。

ホームには小さな待合室が設置されています。駅構内には引込線の跡はありません。

特急列車交換の様子。

1926年(大正15年)12月1日 - 伯備北線の上石見駅 - 足立駅間延伸時に開業。当初は終着駅。
1928年(昭和3年)
10月25日 - 当駅から伯備南線の備中川面駅まで路線延伸し伯備線が成立、当駅もその所属となる。これにより途中駅となるが、同時に備中川面駅 - 足立駅 - 上石見駅間の列車運行休止。
11月25日 - 備中川面駅 - 上石見駅間の列車運行再開。


1972年まで走っていた石灰石運搬専用列車D51の3重連の発車駅。当時は近隣の足立石灰工業株式会社までの引込み線があった。
1986年(昭和61年)11月1日 - 無人駅化。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。

電報略号 アチ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線


乗車人員
-統計年度- 10人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1926年(大正15年)12月1日
備考 無人駅

 

 


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