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LUGM-145機雷

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海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)の史料館2階(掃海艇の活躍)で展示されているイラクの機雷です。1991年5~9月に実施されたペルシャ湾掃海任務に対してアメリカ軍司令官より贈呈されたものです。

イラン・イラク戦争においては、ペルシア湾にタンカー航行妨害用の機雷が敷設されました。湾岸戦争においてもイラク軍がクウェート沖合いに機雷を約1,200個敷設し、戦後に日本を含む国際部隊が掃海作業を行っています。とりわけ、紅海やペルシア湾には機雷が数個敷設されただけで、原油価格が大きな影響を受け世界経済が激しく動揺するため、近時テロ目的の機雷が各国により非常に警戒されています。

史料館2階では戦後の航路啓開活動から第二掃海隊群編成後の掃海を写真とパネルで紹介しています。

機雷は、水中に設置されて艦船が接近、または接触したとき、自動または遠隔操作により爆発する水中兵器をいいます。水中で人為的に仕掛けられる爆発装置のリムペットマインなどは含まない。機雷は機械水雷の略です。機雷に触れることを触雷(しょくらい)、機雷を設置した海域を機雷原(きらいげん)という。また、機雷を撤去することを掃海といいます。


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