山崎駅は、京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字西谷にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅です。「JR京都線」の愛称区間に含まれています。京都競馬場へのバスのアクセス駅にもなっており、レースの開催日には競馬ファンで賑わいます。
周囲は淀川と山に挟まれて平地が狭くなっていて阪急電鉄大山崎駅とは約250mと比較的近いため、徒歩での乗換が可能で、乗換の検索ソフトでは両駅が表示されるものも存在する。京都・大阪間では最も近接している駅です。また国道171号線、東海道新幹線も集中する場所です。
駅舎は京都府内にあるが、敷地の一部は大阪府三島郡島本町山崎にあり、ホーム上に府境を示す看板がある。1927年(昭和2年10月)に竣工した木造平屋建ての駅舎を有する。
駅の大阪方の曲線(通称サントリーカーブ、サントリー山崎蒸溜所に隣接していることが由来)は鉄道写真撮影のメッカとして有名であるが、現在は安全のためフェンスが設置され、撮影困難となっています。島本駅が開業するまで、隣の高槻駅までの距離はJR京都線で最長でした。
利用の少ない早朝と深夜、利用の増える平日の朝ラッシュ時を除き、1時間に高槻以西快速の普通が4本、全駅停車の普通が4本停車する。平日の11時台から14時台、土休日の13時時台と14時台は全駅停車の普通の運転はなく、高槻以西快速の普通のみが停車する。
島式ホーム2面4線(12両編成対応)と下り線に側線1本を有する地上駅。左側の出っ張り部分が目立つ木造駅舎です。ホームの外側線側(新快速・特急列車用)は封鎖されている(快速は内側の線路を通過)。傾斜面上にホームがあるため、駅舎はホームより下層に設けられている。2010年12月現在、エスカレーターやエレベーターは設置されていない。
駅の先すぐに京都寄りは半径500mのカーブとなるので、通過電車は駅構内手前から100km/hに減速する。周辺にサントリーの工場などが所在するためかつては貨物施設があったが、現在は跡地が保線施設となっている。トイレは設置されている。
直営駅(長岡京駅の被管理駅)かつICOCA利用可能駅。みどりの窓口があり待合室にはキオスクもあります。
山崎駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先
1 □JR京都線 下り(外側線) (通過列車のみのため閉鎖)
2 ■JR京都線 下り(内側線) 新大阪・大阪・三ノ宮方面
3 ■JR京都線 上り(内側線) 京都・草津方面
4 □JR京都線 上り(外側線) (通過列車のみのため閉鎖)
ホームは地下道で連絡しています。
1876年(明治9年)8月9日 - 官設鉄道の向日町駅 - 高槻駅間に新設開業。客貨取扱を開始。
1895年(明治28年)4月1日 - 線路名称制定。東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
1927年(昭和2年)10月 - 現在の駅舎が竣工。
1971年(昭和46年)10月1日 - 貨物取扱が廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
電報略号 ヤサ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線(乗降は2面2線のみ)
乗車人員
-統計年度- 5,652人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1876年(明治9年)8月9日
備考 直営駅
みどりの窓口 有
* 正式な所在地。一部は大阪府三島郡島本町山崎にもまたがる。