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Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
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熱海駅 JR東・JR東海

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熱海駅は、静岡県熱海市田原本町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東海旅客鉄道(JR東海)の駅です。

 静岡県東部に位置する温泉街熱海市の代表駅。JR東海に所属する東海道新幹線と、JR東日本およびJR東海に所属する東海道本線、JR東日本に所属する伊東線の合計3線が乗り入れる。在来線における当駅の所属線は東海道本線である。

東京方面から見た場合、静岡県に入って最初の駅である(新幹線・在来線とも)。新幹線部分はJR東海新幹線鉄道事業本部が管理し、在来線部分はJR東日本横浜支社が管理・駅業務を実施する。

駅の開業は1925年(大正14年)3月である。開業当初は国府津駅を起点とする熱海線の終着駅であったが、1934年(昭和9年)12月に当駅西側の熱海 - 沼津間が開業し、東海道本線の中間駅となった。伊東線は翌年の1935年(昭和10年)3月から乗り入れている。東海道新幹線の熱海駅は、同線が開業した1964年(昭和39年)10月から存在する12駅のうちの一つである。

1987年3月まで、これらの路線はすべて日本国有鉄道(国鉄)の路線であったが、同年4月の国鉄分割民営化によって、在来線は当駅がJR東日本とJR東海の会社境界駅となり、東海道本線の当駅以東(東京方面)と伊東線はJR東日本、東海道本線の当駅以西(静岡方面)はJR東海の管轄となった。鉄道資産の境界は駅構内ではなく丹那トンネル東側坑口付近にある来宮駅上り場内信号機(来宮駅北西)である。JR東日本とJR東海の共同使用駅であり、在来線構内および駅舎はJR東日本、新幹線構内はJR東海の管轄である。

在来線ではJR東日本の熱海運輸区が構内に存在するなど運行上の拠点でもあるため、当駅を経由するすべての旅客列車が客扱い停車していたが、2009年(平成21年)3月14日のダイヤ改正で臨時列車とされた「ムーンライトながら」は運転停車扱いとなった。特急列車や一部普通列車(朝夕の沼津駅発着列車など)を除く大半の列車が当駅で系統が分離されている。

JR東海の管轄となっている新幹線は、「こだま」と、東京 - 岡山間の「ひかり」が1日3往復停車している。

東海道本線は当駅を境に管轄会社が異なっているが、当駅では両方向とも「東海道線」(上り・下りの表記もあり)と案内されている。本稿でも必要に応じて、その案内方式に準じた表記も用いる。

IC乗車券「Suica」対応自動改札機も設置されているが、当駅で乗車・下車する場合は東海道本線の湯河原方か伊東線からのみ利用可能である。また、当駅から東海道本線の函南方に関しては、2008年(平成20年)3月1日よりSuicaとの相互利用が可能なIC乗車券「TOICA」が導入されたが、その利用エリアは当駅までではなく西隣の函南駅以西となっており、当駅と函南駅間(を含む経路の場合)は両方向ともIC乗車券のサービスエリア外となる。

東海道本線は当初、小田原 - 熱海 - 三島の山岳地帯にトンネルを開削する技術がなかったこともあり、後の御殿場線ルートで建設された。そのルートから外れた小田原・熱海では、国府津駅より小田原電気鉄道という路面電車で小田原市街へ、さらに豆相人車鉄道→熱海鉄道→大日本軌道→熱海軌道組合の人車軌道・軽便鉄道により熱海まで連絡を図った。

その後、御殿場経由は急勾配が存在し輸送力増強の障壁になることや、トンネル掘削の技術が進展したことなどから、当初見送られた熱海経由での路線整備が決定する。そして1925年(大正14年)、熱海線として、熱海駅まで鉄道路線が開業して路面電車や軽便鉄道は全廃。1934年(昭和9年)、丹那トンネルが開通すると熱海線は東海道本線となった。

 

国際観光文化都市熱海市の主要部である熱海市市街地の北側に立地し、駅前には熱海温泉のホテル・旅館・みやげ物店が立ち並ぶ。駅前広場には足湯(利用可能時間は9:00-16:00)があります。

 

 

駅はJR東日本が管轄する在来線駅(東海道本線・伊東線)、JR東海が管轄する新幹線駅ともに地上駅である。

 

乗降設備は単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、合計3面5線のホームが設けられている。構内の南側に単式ホームがあり、その北側に島式ホームが並ぶ。ホームの番号は、単式ホーム側から1番線・2番線…の順で、5番線まである。そのうち、2番線が下り本線、5番線が上り本線となっている。 なお、JR東日本の管理駅である都合上、JR東海が利用できるのは1線のみであり、そのため大雨等でダイヤが乱れた際は、沼津駅方面からの列車がホームに入線できないため沼津駅や東田子の浦駅で打ち切りになることもしばし発生する。

駅舎は1番線に隣接する場所に設置されている。2010年3月31日までは駅ビルの「熱海ラスカ」が併設されていた。改札口は駅舎内の1か所のみで、改札口から各ホームに直結する地下道が存在する。改札外にはJR東日本が営業するみどりの窓口に加え、駅レンタカー営業所とスルガ銀行のATMが設置されている。観光案内所もあり、2007年5月からはエフエム熱海湯河原のサテライトスタジオも併設されていたが、2011年12月1日より観光案内所はサテライトスタジオと共に仮駅舎に移動した。毎週土・日曜に公開生放送が行われている。

飲食施設は1番線東京寄りにJTS運営の「駅そば」、4・5番線沼津寄りにNRE運営の「熱海そば」がある。

構内に熱海CTCセンター(熱海運輸区の管理下)がある。JR東日本東海道本線の東京駅 - 湯河原駅間では東京圏輸送管理システム (ATOS) が導入されているが、当駅・来宮駅ならびに伊東線の運行管理・進路制御は熱海CTCセンターで行っている。そのため駅自動放送は1992年から使用されている古いタイプ(東海道型)となっている。

のりば

番線       路線       方向       行先       備考

1            ■伊東線              -             伊東・伊豆急下田方面       普通(当駅始発は1本を除きこのホーム)

2・3       ■東海道線           下り       三島・沼津・静岡・浜松方面           一部は4番線から発車

■伊東線              -             伊東・伊豆急下田方面       特急と一部の普通

4・5       ■東海道線           上り       小田原・大船・横浜・川崎・東京方面           一部は3番線から発車

在来線はJR東日本とJR東海の境界駅であり、両社線を直通する普通列車は2004年10月のダイヤ改正で大幅に削減され、朝夕の通勤時間帯と夜間を除いて当駅で乗り換えが必要となっている。乗り換え時間が短い場合でも、同一ホームではないケースも少なくない。

新幹線乗降設備は待避線のない相対式ホーム2面2線の構造である。番号は南側(在来線ホーム側)から6番線・7番線の順。山肌に沿った高い位置にホームがあり、列車通過の際に危険がないようにホーム可動柵が設置されている。可動柵は1974年(昭和49年)に設置されたが、老朽化のため、上りホームは2011年12月、下りホームは2012年7月に取り替えられ、開口幅や扉の位置も変更された[3]。当駅はスペースの都合で待避線が設置されなかったため、ダイヤ作成上のネックとなっている。また、当駅付近は大都市部を除くと新幹線有数の急カーブとなっており、列車の通過速度は185km/hに制限される。この速度は、東海道新幹線の駅通過速度としては最も遅い。

JR東日本の地下道とJR東海新幹線コンコースの間には、乗換改札が設置されている。乗換改札口はかつて2か所あり、東京方は入口・出口兼用、新大阪方は出口専用だったが、1997年(平成9年)のリニューアル工事で改札口が1か所に集約された。新幹線乗換口の在来線側にはJR東海が営業するみどりの窓口がある。地形の関係上、新幹線独自の改札口は設けられておらず、JR東海の新幹線改札内へはJR東日本の在来線駅構内を経由しなければならない構造となっているため、JR東海のみが扱うの乗車券・サービスを受ける旅客はJR東日本の改札口で「熱海駅構内通過票」の交付を受けた上で、JR東海のみどりの窓口まで出向く必要がある。EX-ICカードやプラスEXカードを所持している場合は、Suicaなどの都市圏のICカードをJR東日本の自動改札機にタッチさせた上で、新幹線の自動改札機に都市圏のICカードとEX-ICカードまたはプラスEXカードを2枚重ねてタッチすることで、新幹線ホームへの入出場が可能となっている。

のりば

番線       路線       方向       行先

6            ■東海道新幹線    下り       名古屋・新大阪方面

7            ■東海道新幹線    上り       新横浜・東京方面

 

 

1895年(明治27年) - 吉浜(現湯河原町内)まで豆相人車鉄道開通(翌年小田原延伸)。

1907年(明治40年) - 豆相人車鉄道改め熱海鉄道により、小田原 - 熱海で蒸気機関車運転開始。

1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災のため、熱海鉄道より改めた熱海軌道組合線休止(後に廃止)。

1925年(大正14年)3月25日 - 鉄道省(日本国有鉄道の前身組織)により、熱海駅が開業(熱海線 湯河原 - 熱海間の開通と同時)。旅客・貨物営業を開始。

1934年(昭和9年)12月1日 - 熱海 - 沼津間の開通に伴い、熱海線は東海道本線に編入される。

1935年(昭和10年)3月30日 - 伊東線 熱海 - 網代間が開通。

1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線が開業し、停車駅となる。

1966年(昭和41年)9月1日 - 貨物の取扱を廃止。

1974年(昭和49年) - 新幹線ホームに可動柵を設置。

1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止。

1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、当駅を境に東海道本線(東京方面)・伊東線はJR東日本、東海道本線(静岡方面)・東海道新幹線はJR東海が継承。駅業務は在来線がJR東日本、東海道新幹線はJR東海が継承。

2001年(平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。

2006年(平成18年) - 伊東線のCTC装置が当駅構内の進路制御も可能な装置に更新され、CTCセンターが来宮駅構内より当駅に移転。

2010年(平成22年)3月31日 - 熱海ラスカが閉鎖。12月下旬に解体工事が完了。

2011年(平成23年)

4月-9月 - 熱海駅バスターミナルにおいて、仮バス停の使用開始(4月1日から)。解体工事。

11月 - 仮駅舎完成、11月10日に一部使用開始。(NEWDAYSミニ熱海・BECK'S COFFEE SHOP熱海店)

12月1日 - ドトールコーヒー熱海店閉店。熱海観光案内所移動開設。

2012年(平成24年)

1月10日 - 旧ドトールコーヒー熱海店横にあった旅客トイレが1番線ホーム東京方へ移動。これに伴い静岡県警鉄道警察隊熱海分駐所も移動。

2月15日 - 駅前広場の改良工事再開。

8月25日 ‐ 足湯裏のコインロッカーが使用停止。後日撤去された。

2013年(平成25年)

3月15日-バス乗り場、タクシープール完成。供用開始

12月12日 ‐ 熱海軽便鉄道の7号機関車の移送作業が行われる。

 

電報略号              アタ

駅構造    地上駅

ホーム    2面2線(新幹線)

3面5線(在来線)

乗車人員

-統計年度-            (JR東日本)-2012年-

9,239人/日(降車客含まず)

(JR東海)-2012年-

4,260人/日(降車客含まず)

開業年月日           1925年(大正14年)3月25日

乗入路線 3 路線

所属路線              ■東海道新幹線

所属路線              ■■東海道本線

所属路線              ■伊東線

備考       JR東海:駅長配置駅(管理駅)

みどりの窓口 有

新幹線駅はJR東海、在来線駅はJR東日本管理

* 湯河原方 - JR東日本

* 函南方 - JR東海


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