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Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
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レムフ10000形(レサ10000形の緩急車)

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10000系貨車とは、日本国有鉄道の貨車のうち、最高運転速度100km/hに対応し、空気バネ台車(TR203)を装備する高速貨車を指す。形式の数字が10000で揃えられていたため、この名がある。1966年に製造された高速運転用冷蔵車レサ10000系の緩急車。11輌が製造されたが1986年に形式消滅した。

レサ10000形で編成された高速鮮魚輸送列車 の緩急車です。レサ10000系は昭和39年から量産された重保冷冷蔵 車レム5000形を大型化した車体に、コキ10000系の足廻りを組み合 わせた冷蔵車で、昭和41年と43年にレサ10000形が137両、レムフ 10000形が11両製造されました。台車は空気バネのTR203、二つに 仕切られた荷室に対応し台車ごとに制御する応荷重式電磁自動ブレ ーキ、ブレーキ管・元空気ダメ管を同時に接続する密着式自動連結 器など、貨車の標準からは高級な仕様です。

レムフ10000形には電磁直通ブレーキを構成するためのユニットが あり、レムフ抜きでは高速で走行することが出来ません。そのため 昭和60年3月の車掌車廃止後も連結されていましたが、鮮魚輸送の 終了によりレサ10000形ともども昭和61年度に全車廃車となりました。


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