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Channel: 観光列車から! 日々利用の乗り物まで
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西大分駅 日豊本線

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明治44年開業の西大分駅は市街地北端、大分県大分市大字生石にある、九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)日豊本線の駅です。駅から徒歩3分、フェリーターミナルそばに位置する駅になります。

旅客は貨物のおまけ的存在のようで、利用はそれほど多くありません。駅の近く柞原神社の礼祭「浜の市」は毎年9月14日から20日にかけて駅周辺で催される。

島式ホーム1面2線と貨物用1面1線の設備を有する地上駅。明治開業当時の古い大きな木造駅舎です。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。ホームのない側線が下り線外側に2本、上り本外側に3本ある。貨物施設を併設するため構内は広い。


JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅である。マルスは無いがPOS端末が設置されている。また、近距離きっぷの自動券売機が設置されている。

かつてJR貨物への簡易業務委託駅であった時代は、駅本屋において出改札業務を行ったが、現在はホームに置かれているプレハブ型の建物で行われている。


ICカードSUGOCAは出入場とチャージのみ対応。駅舎内の待合室にはFRP製の椅子が多数設置されています。


JR貨物が使用する1面1線のコンテナホームが駅舎の東側(旅客ホームの北側)にある。貨物列車専用の着発線はなく、下り本線から分岐し大分駅方面に伸びる引き上げ線から西大分駅方面戻るように荷役線は分岐している。また、営業窓口のJR貨物大分営業支店、乗務員基地の大分総合鉄道部も駅構内にある。


かつては、駅の南にある富士紡績大分工場(現・フジボウテキスタイル大分工場)への専用線があったが、1980年代に廃止された。また、東側から分岐して大分港まで伸びる専用線(大分港臨港線)も存在していた。

大分港臨港線は西大分駅から大分港駅まで1.5kmを結ぶ貨物専用線で、王子町駅(王子港町付近)でスイッチバックして大分港駅に向かっていた。沿線にはモービル石油、昭和石油、日本石油、日本鉱業、共同石油などの専用線があり、石油や鉱物などの貨物輸送を行っていたが、こちらも1987年に廃止された。

跡地は駅付近の一部に踏切跡が残っていたり線路跡が道路や緑地(枕木の道)に整備されて面影をとどめているものの、ほとんどは区画整理されてしまい大分港周辺には専用線があった面影や痕跡は全く残っていない。


1日2往復の高速貨物列車、1日1往復の専用貨物列車が停車する。全列車、北九州貨物ターミナル駅と延岡駅または南延岡駅を結ぶものである。


1911年(明治44年)11月1日 - 国有鉄道の駅として開業。
1955年(昭和30年)12月1日 - 大分港駅までの貨物支線が開通。
1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。西大分駅 - 大分港駅間が廃止(ただし、同区間は日豊本線の支線扱いとして貨物輸送自体は1987年まで継続)
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR九州・JR貨物が継承。


2003年(平成15年)11月 - POS端末機導入。
2012年(平成24年)12月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
駅東側の国道10号(別大国道)上に路面電車大分交通別大線の「西大分電停」が1972年(昭和47年)まで存在した。かつては当駅を5時台に出発し南宮崎に11時台に到着する普通電車が存在した。

電報略号 ニオ←ニヲ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度- 437人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1911年(明治44年)11月1日
備考 業務委託駅


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