明治44年開業の竹野駅(たけのえき)は、兵庫県豊岡市竹野町草飼字釜藤にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
山陰本線はこの駅から米子市の手前、淀江駅までが非電化の駅となります。
前に竹野海岸方面へのバス停がある。 駅前の土産物屋は無くなり喫茶店が数軒と酒屋があるのみとなっている。
木造瓦葺きの大きな駅舎が残り、特急「はまかぜ」の停車駅である。駅周辺の竹野浜や弁天浜には民宿が沢山あり、夏は海水浴・冬はかにツアーの観光駅として賑わっている。 豊岡駅管理の簡易委託駅でPOS端末による発券が行われているが、夕方から早朝までは無人となっている。 城崎温泉駅から杉林の峠を越えて竹野川の平地に出ると当駅に辿り着く。
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅であったが、3番線の分岐器部分棒線化で、2面2線となった(2012年5月現在、3番線ホームのレールは残存しているが、3番ホームにはフェンスが設置してある)。
回廊付きの大きな木造駅舎は1番線ホーム側にあり、反対側の2番線ホームへは古い跨線橋で連絡しています。「はまかぜ」への189系導入に伴いホームの嵩上げが行われた。
改札内に男女別の水洗式便所がある。
切符売場では委託の窓口が営業しており券売機は未設置です。
待合室に椅子がコの字配列。
のりば 路線 方向 行先
1 ■山陰本線 上り 城崎温泉・豊岡方面
2 ■山陰本線 下り 浜坂・鳥取方面
下りホーム上屋下には待合室が設置されています。
かつて貨物取扱いを行っていたと思われる駅舎横の側線部分にはラッセル車が留置されています。
かつて北前船の寄港地として栄えた土地。駅入口脇にはミニチュアの北前船が設置されています。但馬地方最大の海水浴場で夏は海水浴、冬はカニツアーの観光客で賑わいます。
1911年(明治44年)10月25日 - 国有鉄道播但線の城崎駅(現・城崎温泉駅) - 香住駅間延伸により開業。客貨取扱を開始。
1912年(明治45年)3月1日 - 線路名称改定。播但線の福知山駅 - 和田山駅 - 香住駅間が山陰本線に編入され、当駅もその所属となる。
1970年(昭和45年)10月1日 - 貨物取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
電報略号 タケ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度- 278人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1911年(明治44年)10月25日
備考 簡易委託駅
POS端末設置