航空自衛隊の基地内で各種資器材を運搬するために使用する軽トラック。運用を基地内に限定しているのか、ナンバープレートは一般とは違う物を使っている。車体色はOD色 オリーブドラブ 27-30B 7.5Y3/1 自衛隊指定国防色 を使用。軽トラは三菱/ミニキャブトラックだけでなくホンダ/アクティ・ダイハツ/ハイゼット車種・年代とも様々なものが調達されています。
三菱・ミニキャブはトラックとバンがあり、550cc時代から登場したバンの豪華版はミニキャブブラボーの名がついていた。独立車種としてのブラボーは1999年に消滅したが、2011年に上級グレードの名称として復活。
また、軽自動車の商標の中では5番目に古い7代・48年(2014年現在)の歴史がある。
乗用1BOXモデルはブラボー(ミニキャブ4代目・5代目に相当)、タウンボックス(6代目に相当)の名で販売されていた。後にタウンボックスは廃止され、グレード名称として「ブラボー」の名が復活する。
また、6代目は2003年8月から2013年12月までNV100クリッパー/NT100クリッパーとして、乗用1BOXモデルのタウンボックスは2007年6月から2012年1月まで「クリッパーリオ」の名称でそれぞれOEM供給されていた。
2011年に、本車をベースにした商用電気自動車「ミニキャブMiEV」が発売された。
2014年2月にフルモデルチェンジによりスズキが製造する車種のOEMとなり、併せて、タウンボックスもOEMモデルとして復活・フルモデルチェンジされた。これにより、自社製造を継続する電気自動車(i MiEV及びミニキャブMiEV)を除く三菱の軽自動車のラインナップは、7代目となった。
ミニキャブの他に、eKワゴン(3代目)/eKカスタム、eKスペース、タウンボックス(2代目)の計4車種(eKワゴン(3代目)・eKカスタムを1車種としてカウントする)となった。
1991年2月 - フルモデルチェンジ。2WD車の10インチホイール装着車を除き、全車に3気筒SOHC12バルブシングルキャブレターエンジン(3G83型)および12インチフロントディスクブレーキを標準搭載する。
1992年1月 - 一部改良。電気類の防水の改善。
1993年1月 - 一部改良。10インチタイヤ&10インチホイール装着車を除き全て5速MT化。
1994年2月 - 最初のマイナーチェンジ。ヘッドランプがSAE規格の角型2灯式に。計器類に関しては最上級グレード(トラック・TL / バン・CL)専用装備のトリップメーターが廃止され、それ以降全グレードがオドメーターのみの装備となる。
1996年1月 - 2度目のマイナーチェンジ。ステアリングホイールの形状が7代目ミニカの下位グレードと共通のもの(大型ホーンパッド付の2本スポーク式。パネルバンを除く)に変更、並びにヘッドランプがブラボーの後期型と共通の異形レンズのハロゲンバルブ式に(パネルバンを除く)。トラック、バンに関わらず最上級グレードには3気筒SOHC12バルブECIマルチエンジンが搭載され、トラックの4WD車全てに防水アンダーカバーが標準装備される。
5月 - トラックおよびバンにそれぞれ誕生30周年を記念した特別仕様車「V30 SPECIAL EDITION」を発売。
1997年12月 - 一部改良。ダンプ、パネルバンを除き全て3気筒SOHC12バルブECIマルチエンジンおよび異形ヘッドランプ化。これに伴い2WD全車が12インチタイヤ&12インチホイールおよびフロントディスクブレーキ化された。
1998年2月 - トラック、およびバンの各2WD車に12インチタイヤ&12インチホイールとフロントディスクブレーキ等を標準装備した最廉価グレードの「V」を発売。ただし組み合わされるエンジン、およびトランスミッションは3気筒SOHC6バルブシングルキャブレター&4速MTに格下げとなり、更にヘッドランプがSAE規格の角型2灯式に格下げとなる。