西大寺駅(さいだいじえき)は、岡山県岡山市東区西大寺上二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)赤穂線の駅。
岡山市東区西大寺地区(旧・西大寺市)の中心駅です。昭和37年に赤穂線延伸開業の際に設置された駅。それまでは東岡山駅が西大寺駅と名乗っていました。この開業で西大寺鉄道が廃止されました。同じ岡山市内の岡山電気軌道には西大寺町停留場と新西大寺町筋停留場があるが、これらとは全く関係がない。
駅前広場は整備されロータリーと裸祭りの像、噴水があります。タクシーの待ち合いもあります。住宅、農地、工場などがある。駅直結のバスセンターは存在せず、西大寺バスセンターとの約1kmが空白路線となっています。
単式・島式の複合型2面3線のホームを持ち、列車交換や折り返しが可能な地上駅。駅舎は横に長い平屋のコンクリート造駅舎です。
北側(2・3番のりば)が島式である。ホームには跨線橋に繋がるエレベーターも設置され、車椅子でも利用可能。ICOCA利用可能駅。岡山地区の赤穂線単独のICOCA導入駅では唯一、開閉式の自動改札機設置駅である。
みどりの窓口も設置され指定席券売機も設置されています。また播州赤穂駅と並び、赤穂線内では数少ない直営駅となっている。1990年代までは、管理駅だったが、現在は東岡山駅が当駅を管理し、地区駅として位置付けられている。待合室には造り付けの木造長椅子が設置されてキオスクが営業しています。
トイレは改札内に男女別の水洗式がある。かつては改札外にも男女別の水洗式便所があった。2003年(平成15年)に車椅子対応の多目的トイレも新設された。
下り本線は1番のりば、上り本線は2番のりばであり、通常はこの2線に列車が発着する。上下副本線である3番のりばは岡山方面からの当駅折り返し列車が停車する(播州赤穂方面からの折り返しも構造上可能であるが、現在のところ播州赤穂方面から当駅折り返しの設定がない)。全国的に知られる奇祭「西大寺会陽(はだか祭り)」の日(毎年2月の第3土曜日に開催)は岡山駅 - 当駅間の臨時列車が運転される。西大寺観音院へは約1キロ(西大寺駅から西大寺観音院まで車で約5分、歩けば25分ほどです)。
西大寺駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 ■赤穂線 下り 岡山・福山・新見方面
2 ■赤穂線 上り 播州赤穂方面
3 ■赤穂線 下り 岡山・福山・新見方面 当駅始発のみ
ホームは古い跨線橋で結ばれています。外側 には留置線もあります。
1962年(昭和37年)9月1日 - 赤穂線伊部駅 - 東岡山駅間延伸時に開業。前年までは現在の東岡山駅が「西大寺駅」の名称であった。
1969年(昭和44年)10月1日 - 赤穂線が直流電化される。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道へ移管。
2007年(平成19年)7月22日 - ICOCA対応の自動改札機設置(同年9月1日、ICOCA導入)。
電報略号 サシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 3,074人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1962年(昭和37年)9月1日
備考 直営駅
みどりの窓口 有