百葉箱は、温度計や湿度計を入れ、正確な気温を計測するために設置された(屋根付きの)箱の事である。気温は世界共通の条件の下で計測されるためこの条件を満たすために作られた。
呼称については現在においては「ひゃくようばこ」の読みが定着しているが、本来は「百葉窓」であって「ひゃくようそう」と読むのが正しいともいわれ、呼称は統一されていない。百葉箱や雨量計などを設置した気象観測のための場所を「露場」と言う。
海上自衛隊の艦艇にも百葉箱1型と百葉箱1型改1の2種類が旗甲板に装備されている。(写真はしらせ)