2014年(平成26年)9月24日までは東日本旅客鉄道(JR東日本)吾妻線の岩島駅 - 川原湯温泉駅間の旧線上に存在したトンネルである樽沢トンネル(全長約7.2m)だったが吾妻線が廃線になったため広島県、呉線の川尻トンネルが日本一短い鉄道トンネルとなった。
西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線の川尻トンネルは全長8.7メートル、JRで最も短い鉄道トンネル。ちなみにJR東日本管内のトンネルでは、五能線の仙北岩トンネル(全長9.5m)が最短トンネルとなる。
呉駅からは東へ5駅目の安芸川尻駅が最寄り駅となります。
川尻トンネルの上には県道248号線(旧さざなみスカイライン)が通っています。
ただ吾妻線はルートが変更され、ダムが完成し貯水されても、樽沢トンネルは水没しません。そのため樽沢トンネルは「鉄道が通らない元日本一短い鉄道トンネル」として保存される可能性があるとのことです。
歩道に隣接して2車線の道路があり、見た目は跨線橋のようでトンネルと跨線橋が連続して一つの跨線橋になっている感じです。
川尻トンネルの三原側と反対側は断面が違います。