猿猴橋町停留場(通称:猿猴橋町電停)は、広島駅から南にわずか200mに位置します。広島市南区猿猴橋町にある広島電鉄の路面電車停留場です。駅番号はM2。
駅名由来の猿猴橋の猿猴は広島県及び中国・四国地方に古くから伝わる伝説上の生き物。河童の一種。一般的にいう河童と異なる点は、姿が毛むくじゃらで猿に似ているところ。金属を嫌う性質があり、海又は川に住み、泳いでいる人間を襲い、肛門から手を入れて生き胆を抜き取るとされている。女性に化ける事ができる、という伝承もあるようである。
広島市は2014年(平成26年)9月2日 、「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」を策定し公表した。本線は駅前大橋経由にルートが変更される予定で、猿猴橋町電停を含む広島駅 - 的場町間の現行ルートが廃止になる見込みである。
2面2線。隣の広島駅停留場とは至近距離に位置する。ホームは短く小さめの電停のため、3両または5両の連接車の場合、下車の際は、運転席隣りの扉のみが開く場合もある。また、屋根が無い簡素な停留所で接近表示器もないが、放送案内設備は完備しています。 ホームが狭いため次駅案内と共に下車時の注意放送もされる。バリアフリーには未対応です。
運行路線
南行きホーム 0号線 紙屋町経由日赤前ゆき・広電前ゆき
1号線 紙屋町経由広島港ゆき
2号線 広電宮島口ゆき・広電西広島ゆき
5号線 比治山下経由広島港ゆき・宇品二丁目ゆき・皆実町六丁目ゆき
6号線 江波ゆき
北行きホーム 1号線2号線5号線6号線 広島駅ゆき
駅周辺には広島信用金庫広島駅前支店、オリタ薬局、大阪屋、猿猴橋、留学生会館、アークホテル広島があります。
1912年(大正元年)11月23日 - 猿猴橋停留場として開業。
1942年(昭和17年)5月 - 廃止。
1949年(昭和24年)3月1日 - 復活。
1955年(昭和30年)10月17日から12月22日 - 一旦休止。
1960年(昭和35年)3月30日 - 現在の猿猴橋町に改称。
所在地 広島市南区猿猴橋町
北緯34度23分41.26秒 東経132度28分33.72秒
駅番号 M2
所属事業者 広島電鉄
所属路線 本線
キロ程 0.2km(広島駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1912年(大正元年)11月23日