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橋本駅 東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線/相模線・京王電鉄相模原線

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橋本駅(はしもとえき)は、神奈川県相模原市緑区橋本六丁目及び同二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・京王電鉄の駅である。京王電鉄の駅番号はKO45。


駅名の由来:江戸時代に、橋本付近を流れる境川にかかる両国橋一帯のことを「橋本宿」と呼んだことから、「橋本」となる。

JR東日本の横浜線と相模線、京王電鉄の相模原線の2社3路線が乗り入れ、相互間の接続駅となっている。
JR東日本の駅は横浜線を所属線としている。また相模線は当駅が終点であるが、一部時間帯の列車は横浜線八王子方面へ直通する。
東海旅客鉄道(JR東海)によるリニア中央新幹線の駅が併設される予定である。


JR東日本
3面5線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。1 - 3番線を横浜線、4・5番線を相模線が使用している。ただし、直通運転の関係上、茅ヶ崎方面からの八王子行の列車は5番線から発車する。1番線が単式ホーム、2・3番線、4・5番線は島式ホームである。
ホームの相模原・南橋本寄りにもう一方の連絡通路があり、エスカレーターとエレベーターが設置されている。


のりば
北口側を1番線として、以下の通りである。
番線 路線 方向 行先 備考
1 JH 横浜線 上り 町田・新横浜・東神奈川・桜木町方面
2 当駅始発


3 下り 相原・八王子方面 朝の始発1本のみ2番線
4 ■ 相模線 - 海老名・厚木・茅ケ崎方面
5
JH 横浜線 下り 相原・八王子方面 相模線からの直通のみ


2番線は主に、早朝の下り当駅始発と特急はまかいじを待ち合わせる土・休日8時台の八王子行を除きすべてが町田・東神奈川方面へ向かう電車である。朝夕ラッシュ時などの一部時間帯は、出入庫の関係で当駅始発や当駅止まり、折り返し電車が存在する。快速運転時間帯の日中は下りの場合、当駅止まりの後に折り返しとなり、降りた同じホームで後続の快速電車に乗り換えることができる。一方、上りの場合、快速は隣のホーム1番線に停車するため、階段を使って乗り換える必要がある。通過駅の矢部駅・淵野辺駅・古淵駅を利用する場合は、当駅ではなく次の相模原駅で乗り換えた方が便利である。
南東方向には、主に横浜線の車両を留置している鎌倉車両センター橋本派出所がある。
1番線ホームと2番線ホームの間にホームがない線路がある。旅客案内以外ではこのホームがない線路を2番線と呼び、2番線ホームを3番線・3番線ホームを4番線…とホームに対し線路の番号を1つ大きくした番号を用いることがある。この線路はかつて貨物の取り扱いをしていた頃に貨車や機関車の入換線や待避線として使用されたり、臨時列車の一時留置などに使用されていたが、近年ではあまり使用されていない。ただし、南東の車両留置線が工事などで使用できない場合はまれに横浜線の車両が留置されることがある。
相模線ホーム側隣の2線は留置線と八王子寄りの引き上げ線1本があり、主に相模線の車両が使用している。なお、八王子寄りの引き上げ線は1984年まで存在していた国鉄橋本工場の専用線の一部を転用したものである。
発車メロディーは、1番線が「Verde Rayo」、2番線が「Mellow time」、3番線が「Water Crown」、4・5番線が「近郊地域20番」(2番線のみ櫻井音楽工房製、それ以外東洋メディアリンクス製)となっている。4・5番線はスイッチを押すと必ず1コーラス流れるシステムである。
2015年5月29日より、JRのホームすべての番線でATOS放送が導入された。こちらは当初より上野東京ライン・宇都宮線などで使用している最新型アナウンスである。


駅構内設備
KIOSK - 改札階改札入って右手ほか。
飲食店 - 1番線隣接の「味の食彩館はしもと」内にあり、一部店舗は改札内からの利用が可能。
みどりの窓口(営業時間 7:00 - 20:00)は1か所2窓口。過去には自動券売機コーナーの隣に窓口が一つあるのみで、周辺に大学が多い上に京王線との乗換駅であることから、新年度初めには通学定期券の購入者が長蛇の列をなす光景が見られたが、2007年3月15日に自動券売機コーナーに指定席券売機が1台設置されたことにより、若干の混雑の緩和がなされ、2008年11月にびゅうプラザ併設型に改装した際に窓口や指定席券売機の設置数を増やした。なお、びゅうプラザに関しては現在は営業を終了している。
JR改札前の通路は、京王線コンコースと接続し南北自由通路となっている。JR利用者だけでなく、京王線やバスの利用者も通行するため、非常に混雑する。この通路沿いにいわゆる駅ナカ店舗がある。下記に一覧を示す。
NEWDAYS(コンビニエンスストア)
BECK'S COFFEE SHOP
UNIQLO
ビューアルッテ (ATM)

京王電鉄:島式ホーム1面2線を有する高架駅。ホームが3階、改札およびJR線のりばへの連絡通路が2階となる。エスカレーターとエレベータが設置されている。
ホーム部分の屋根は、側壁により支持されているため、ホーム上に柱はない。

のりば
番線 路線 行先
1・2 KO 相模原線 京王多摩センター・調布・明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面


駅構内設備
京王リテールサービス(売店「A LoT」、2・3階)
構内ではないがJR・北口方面への通路に次のような施設がある(いわゆる駅ナカ施設)
京王クラウン街 - 京王ストア・啓文堂書店などのテナントがある。
2階(改札階)コンコース(京王ストア前に出る出口前)に三菱東京UFJ銀行のATMが、コンコース(京王ストア口前付近)と改札内に東京都民銀行のATMが、TSUTAYAの前にみずほ銀行のATMが設置されている。

リニア中央新幹線誘致
東京都 - 大阪市の間をほぼ直線で結んだ建設ルートが予定されるリニア中央新幹線は、神奈川県相模原市付近を通過することが想定されており、橋本駅が建設候補地となっている。2012年2月に神奈川県が『橋本駅をリニア中央新幹線中間停車駅とするよう』、JR東海側に要請する方向で調整が進んでいることを明らかにした。駅前の神奈川県立相原高等学校の敷地が、駅建設予定地となっている。
なお、橋本駅は、県の「北のゲート」としての構想から、相模線の複線化、倉見駅への東海道新幹線新駅設置とともに、検討が行われている。
また、橋本駅以外にも、在日米軍相模総合補給廠の一部返還が予定される相模原駅などは、小田急電鉄多摩線の延伸とともにリニア中央新幹線の誘致も求める声があった。ただし相模原駅となると米軍補給廠の真下を横断することとなり、安全保障上の観点から米軍の同意を取り付けることは非現実的であるという見方もあり、立ち消えとなっている。

駅周辺
神奈川県の北の入口と位置付けられ、県や市、民間が主体となった再開発が進む。また、中心市街地活性化法では相模原市の第一の都市核として認定されている。
駅の北口付近には超高層マンションが立ち並び、建設ラッシュが続く。当駅を核とした市街地域や住宅地域は、北部へ境川を越えて西部に拠点のない町田市まで広がっている。駅北方は以前からの住宅街である。
駅の西(南口から600m以上離れた場所)、かつての国鉄車両センター跡地にも超高層マンションやハイテクパーク、コーナン、東急ストア、橋本郵便局、相模原北警察署が完成している。
駅の南西部は、比較的新しく開発された住宅地が津久井方面へ広がっている。かつての大山街道である旧国道16号線沿いには宿場町のイメージが残る。相原高校の南には工場地帯が広がる。
南口南東部の大工場地帯は、当駅付近が首都圏都市再生特別法に指定されたことを受けて超高層マンションや大型ショッピングセンターアリオ橋本、電機メーカー研究所、接着剤メーカーなどが進出、または進出する予定である。
北口
北口には再開発の際にペデストリアンデッキが設けられ、その下はバスターミナル・タクシー乗り場になっている。このペデストリアンデッキから直接「ミウィ」、「イオン」橋本店(2002年10月26日に「ビブレ」から改称後、2011年3月1日に店舗ブランドがイオンに統一されたため「サティ」から改称)および、飲食店等の入ったビル「味の食彩館はしもと」に行くことができる。
橋本駅北口再開発ビル
イオン 橋本店 - 計画当初は「橋本そごう」が出店する予定であったが、1997年にそごうの経営悪化を理由に断念し、ビル自体の規模を縮小の上でビブレが2000年(平成12年)3月4日に出店した。
シティ・プラザはしもと - 5階と6階に入居。相模原市が政令指定都市になってからは緑区役所が入居していたが、2013年3月17日に緑区合同庁舎に移転した。
ミウィ橋本(2001年(平成13年)9月14日開業)
相模原市橋本図書館
杜のホールはしもと
横浜銀行 橋本支店
みずほ銀行 橋本支店
三菱東京UFJ銀行 橋本支店
りそな銀行 橋本支店
八千代銀行 橋本支店
SING橋本
ドン・キホーテ SING橋本駅前店
MOVIX橋本(シネマコンプレックス)
フィットネスクラブ ルネサンス橋本(フィットネスクラブ) ほか
橋本本町郵便局
橋本神明大神宮
東横イン 橋本駅北口
国道16号(東京環状)
八王子バイパス

南口

相模原協同病院

アリオ橋本(2010年(平成22年)9月17日開業)
神奈川県立相原高等学校
相模原協同病院
表忠碑 - 病院付近にある。山縣有朋 書。
国道16号(東京環状)
橋本陸橋 - JR横浜線との立体交差
橋本駅南入口交差点 - 地下横断道(2013年7月開通)
橋本五差路(橋本高架橋) - 国道129号との交点
国道129号 - 終点:(緑区橋本五差路交差点=国道16号交点)
国道413号 - 終点:(緑区西橋本五丁目1番=国道16号交点)
緑区合同庁舎
相模原市緑区役所
相模原北メディカルセンターほか
ホームセンターコーナン 相模原西橋本店
ロイヤルホームセンター 相模原橋本店
神奈川県立橋本高等学校
相模原市立勤労者総合福祉センター(サン・エールさがみはら)
ラ・フロール(2003年(平成15年)5月29日開業[10])
オーケー 橋本店
コナミスポーツクラブ
コジマ×ビックカメラ 橋本店
神奈川県相模原北警察署
山梨信用金庫 橋本支店
西武信用金庫 橋本支店
橋本郵便局
ゆうちょ銀行 橋本店
かんぽ生命 橋本支店
静岡銀行 橋本支店
橋本公園
相模原北公園
正継寺
バス路線
一般路線バスは神奈川中央交通(神奈中バス、一部は神奈川中央交通東・神奈川中央交通西)と京王バス南により運行されている。高速バス・空港リムジンバスには神奈中バス以外の運行事業者も含まれるため。

相模線の乗換階段のところに「SuicaやPASMOなどで厚木駅で下車する場合は乗換改札機と駅改札機の2回、カードを読ませる」旨の掲示がある。
JR線の長距離乗車券では和歌山線の橋本駅と区別するため、「(横)橋本」と印字される。
過去には小田急多摩線や西武多摩川線の延伸も計画されていた。
神奈川県内に所在する京王電鉄の駅は当駅と若葉台駅、京王稲田堤駅(いずれも相模原線)のみである。

 

1908年(明治41年)9月23日 - 横浜鉄道 東神奈川駅 - 八王子駅間の開通時に現在の名称にて開業。住民の要望によって設置された駅で、当初計画に駅設置の予定はなかった。
1910年(明治43年)4月1日 - 鉄道院が借り上げ。
1917年(大正6年)10月1日 - 国有化され、国有鉄道横浜線の駅となる。
1931年(昭和6年)4月29日 - 相模鉄道相模線が厚木駅から延伸開業。
1944年(昭和19年)6月1日 - 相模鉄道相模線が国有化、国鉄相模線となる。
1945年(昭和20年)5月 - 国鉄橋本工場(後の国鉄大宮工場橋本車両センター)が操業開始、工場へ続く側線が完成。
1980年(昭和55年)3月 - 現在の駅舎(2代目)に改築。
1984年(昭和59年)
2月1日 - 貨物取扱が廃止。北口の東側に1面2線の貨物ホームが存在したほか、国鉄工場線から分岐し大和製罐東京工場へ続く専用線も存在した。
3月 - 橋本車両センター閉鎖。その後設備は解体されて更地となり、しばらく放置されていたが、1986年(昭和61年)に跡地の一部を利用して忠実屋(ダイエー買収後いったん閉店の後、東急ストア(閉店))橋本店が開業したのを初めに、2000年代に入ると橋本郵便局やコーナンが開業し、再開発によって変貌を遂げた。なお、1990年頃までは専用線の一部のレールや踏切も撤去されずに残っていた。


1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
1990年(平成2年)3月30日 - 京王相模原線が南大沢駅から延伸開業と同時に京王初の自動改札機が導入された。
2001年(平成13年)11月18日 - JR東日本でICカードSuica供用開始。
2004年(平成16年)12月 -京王電鉄改札内にエレベーターが設置される。
2005年(平成17年)1月 -JR改札内にエレベーターが設置される。
2007年(平成19年)3月18日 - 京王電鉄でICカードPASMO供用開始。
2009年(平成21年)12月 - 2010年(平成22年)1月 - JR橋本駅に第二面から第一面、第三面に待合室が設置される。
2013年(平成25年) - 横浜線よくするプロジェクト で駅構内のLED照明、室内サインを改装実施
2014年(平成26年)3月31日 - びゅうプラザの営業を終了。

所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ハモ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度- 64,473人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1908年(明治41年)9月23日
乗入路線 2 路線
所属路線 JH 横浜線
キロ程 33.8km(東神奈川起点)
◄相模原 (2.8km)(1.9km) 相原►
所属路線 ■ 相模線
キロ程 33.3km(茅ケ崎起点)
◄南橋本 (2.0km)(1.9km) (相原)*►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有


京王電鉄
はしもと
Hashimoto
◄KO44 多摩境 (2.5km)
所在地 神奈川県相模原市緑区橋本二丁目3番2号

駅番号 KO 45
所属事業者 京王電鉄
所属路線 KO 相模原線
キロ程 22.6km(調布起点)
新宿から38.1km
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度- 94,129人/日
-2015年-
開業年月日 1990年(平成2年)3月30日

 


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