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敦賀駅 (JR西日本)・(JR貨物)北陸本線・小浜線

敦賀駅(つるがえき)は、福井県敦賀市鉄輪町一丁目に所在する、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。

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日本海側の港町として栄えた敦賀市の中心駅である。駅前には都奴賀阿羅斯等(つぬがあらしと)の銅像、駅前通りには港町に因み宇宙戦艦ヤマト(ヤマトよ永遠に)および、鉄道の町に因み銀河鉄道999の銅像がそれぞれ設置されている。
北陸本線を所属線としており、当駅が起点となる小浜線を含め2路線が乗り入れている。この2路線に加えて、2つ隣の近江塩津駅から分岐する湖西線の列車も多数乗り入れ運行系統上の終着駅となっている。また、事務管コードは▲541413を使用している。
このほか、当駅からは敦賀港駅へ通じる北陸本線貨物支線(通称「敦賀港線」)が分岐している。この支線はJR貨物の第一種鉄道事業路線であるが、2009年3月いっぱいで貨物列車の設定がなくなり踏切の線路が埋められて、事実上休線となっている。なお、JR貨物は北陸本線の第二種鉄道事業免許を有している。
北陸本線有数の難所である柳ヶ瀬越え、杉津越えに南北を挟まれた駅で、かつてはその歴史的背景から機関区が所在したため広大な敷地を有する。駅構内の東側には敦賀第一機関区と客貨車区が、また交流電化時には駅南側に敦賀第二機関区が設けられ、峠越えに備えた重装備のD51形蒸気機関車が多数配置され、機関車の交換や地域輸送列車の仕立てが多数行われていた。長時間停車の列車も多く、乗客がホームに出て休む姿も多かった。1960年代に入り近代化が行われ、「鳩原ループ線」、深坂トンネルおよび北陸トンネル建設による新線切り換え・複線化と交流電化が行われ輸送力の強化が図られた。現在は長距離列車は交直流電車を使用する優等列車へ置き換えられ、2015年3月13日の大阪行き臨時寝台特急列車「トワイライトエクスプレス」を最後に長時間停車する列車はなくなった。さらに、国鉄時代には特急列車も含めて当駅には全列車が停車していたが、民営化後は大阪・名古屋方面から福井・金沢・富山方面への速達性を高めるため、また特急列車の増発などの影響で当駅を通過する列車も設定されている。
その後、電車化や貨物列車削減および民営化によって敦賀第一機関区は廃止、旧敦賀第二機関区はJR西日本の敦賀運転所となり、さらに組織変更が行われ福井地域鉄道部敦賀運転派出を経て、現在は敦賀地域鉄道部敦賀運転センター車両管理室となっている。交流電気機関車の営業用第一号となったED70 1号機は敦賀第二機関区に配置され、使用停止後も永らく敦賀運転所内に保管されていた(現在は長浜鉄道スクエアにて屋内展示)。なお敦賀地域鉄道部は、北陸本線の新疋田駅と小浜線の各中間駅を管理下に置いている。
一方、貨物列車の中継としての機能もあった。前述の通称「敦賀港線」への貨物列車や専用線発着の私有タンク車による硫酸輸送等もあったが、現在は貨車継走はなく、旧機関区や側線群が整理され大きな未使用地になっている。なお、この場所は島式ホーム2面4線を持つ高架駅として計画されている北陸新幹線の駅用地などとして利用する構想がある。
交流電化は当時最新の技術であったが、その後は直流区間への高価な交直流電車のやりくりができないなどのデメリットも出てきた。そのため、地域活性化の起爆剤として大部分の費用を地元自治体の負担により、2003年に小浜線を直流で電化し、2006年には湖西線永原 - 近江塩津間と北陸本線長浜 - 当駅間の直流化を実施し、当駅まで新快速をはじめとする直流電車が乗り入れるようになった。新快速は湖西線経由の場合は近江舞子駅、北陸本線経由の場合は彦根駅まで各駅に停車する。なお、ICOCAなどの各種乗車カードは利用できず、改札内の通路にはその旨を記した看板が掲げられている。
隣の南今庄駅とは、16.6㎞離れており、山陽新幹線を除き、JR西日本で最も駅間距離が長い区間である。

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北陸本線・湖西線直流化工事
詳細は「北陸本線#米原駅 - 敦賀駅間の輸送改善」および「湖西線#直流化工事」を参照
北陸本線の長浜駅と当駅までと、湖西線の永原駅と近江塩津駅までの直流電化への変更が滋賀県と福井県が主導となって決まり、2003年4月に工事協定を結び、同年10月26日に着工した。工事は2006年9月23日深夜から9月24日未明にかけて行われた電気設備切替工事をもって完了し、同年10月21日から京阪神方面との新快速をはじめとする直流電車の直通運転が始まった。これにより、朝8時台の福井行き1本以外の普通列車は、当駅で系統が分断された。
従来は、北陸本線長浜駅 - 虎姫駅間と湖西線永原駅 - 近江塩津駅間にあったデッドセクションが、当駅北3.9km地点(北陸トンネル敦賀側坑口から200m)に移設された。
ちなみにこの直流電化事業は、2003年完成の小浜線電化事業、計画中の琵琶湖若狭湾快速鉄道(リゾートライン、現在は計画撤回)計画と共に「嶺南鉄道三点セット」と呼ばれている。
また敦賀市都市計画マスタープランによると、北陸新幹線敦賀駅駅舎整備事業と平行して現在工場と農地が広がる木の芽川右岸を開発、中高層の高度利用も考慮した住宅地および商業地を整備する計画が存在するようだが、具体化に至っていない。

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駅舎改築計画とその後
完成から50年以上が経過し、一部で老朽化が進む駅舎について、バリアフリー化もあわせた改良が検討されてきたが、駅のホームが比較的軟らかい地盤の上にあることからエスカレータやエレベーターの設置が難しく、目に見える形で進んでいなかった。しかし、2009年から2010年にかけて敦賀市が事業主体となって駅舎改築が検討されていることが明らかになった。

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駅舎を3階建てに改築し、改札口を3階に移動。跨線橋で各ホームにアクセス
駅舎は2代目駅舎(1910年落成、1945年7月12日の敦賀空襲で焼失)をモチーフにしたデザインを中心に検討中。
バリアフリー化は駅舎1階 - 3階と跨線橋 - 各ホームにエレベーターを設置する事で実現。
駅舎を現地から30mほど南に移動(概ね市営駐車場の東側の位置)。
しかし、2007年末頃から北陸新幹線の敦賀駅までの延伸を考慮し、「新幹線の状況が決まらない以上、駅舎改築には同意できない」とJR西日本が表明し、駅舎改築計画は事実上凍結された。その後、現駅舎を大規模リニューアルする案が浮上、2008年11月25日に開かれた「敦賀駅周辺整備構想策定委員会」でその方針が明らかとなった。概要は以下のとおりである。
中2階を新設、トイレを増設し、待合室を拡張。観光案内所も拡充へ。
一部は中2階までの吹き抜け構造に。床面積は約1.5倍の1330平方メートルとなる。
外観デザインは当初3案が存在。これに加え、先の改築計画でまとまった2代目駅舎をモチーフとした案を追加した。
JR西日本のバリアフリー化工事は、幅4mの跨線橋を新設した上で各ホームとの間にはエレベーターと上りエスカレーターを新設。
駅舎のうち、駅長室がある部分は現状のままとする。
費用は約6 - 8億円と見込まれ、2009年度当初予算へ盛り込んでJR西日本が2009年度に着手するバリアフリー化工事と同時着手、2年の工期をめどに同時完成を目指すとしていた。その後、駅舎デザインに関して市民からの提案があり計画は少々延期されたものの、2010年5月頃から仮駅舎を建設、10月22日に仮駅舎の使用を開始した。旧駅舎(待合室辺り)は解体された後、敦賀市が2013年の完成予定で建設する。 2014年4月5日、「敦賀駅交流施設オルパーク」が開館した。
なお、これらのバリアフリー設備については2012年12月16日に使用が開始された。

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駅構造
島式ホーム3面6線と切り欠きホーム1線、合計3面7線のホームを有する地上駅。駅舎は構内の西側にある。1・2番のりばには小浜線、3 - 7番のりばには北陸本線の列車が発着する。
4番のりばは、5番のりばの新疋田方を切り欠いてあるため、ホームの階段からさらに150mほど離れている。構造上は小浜線列車の発着も可能である。北陸本線の下り本線は3番のりば、上り本線は6番のりばであり、どちらも主に特急列車が使用している。小浜線の本線は1番のりばである。また、2番のりばは「小浜1番線」、4番のりばは「中1番線」、5番のりばは「中2番線」、7番のりばは「上り1番線」として扱われている。
2006年9月24日に構内全域の電化方式が交流から直流に変更された。同年10月21日より、3番のりばの向かい側(旧4番のりば)が5番のりばに、切り欠きホーム(旧5番のりば)が4番のりばに変更された。
ホームは改札口やコンコースより高い位置に設けられている。その構造であるがゆえにホームの周囲(特に東側)に風を遮るものがなく、特に冬は寒風に晒されるという難点もある。
各ホームともカーブ状の線形に位置している。また、列車の通過速度は制限がかけられており、比較的速度を落とす。また、一部の特急電車は当駅でパンタグラフの昇降を行うほか、一部列車では乗務員の交代がある。当駅を通過する列車でも冬期に着氷の点検を行うときには運転停車を行い、ホームに待機している作業員が車両を点検、氷を落として発車する。客扱いを行う列車は乗降中に点検を行う。
小浜線が電化するまでは金沢・富山方面へ向かう特急列車が2番のりばに到着し小浜線と同一ホームで乗換えができたが、電化工事が始まった2002年から、2番のりばを直流電化にするため、3番のりば発着になった。そのため、主に旧4番(現5番)のりばに発着していた上り特急列車も6番のりば停車に変更されている(ただし、当駅で機関車交換を行う上り寝台特急列車は5番のりばに停車していた。)
実際にホームの嵩上げが行われているのは、1・2・4番のりばのみであり、新快速も乗り入れ当初は4番のりば折り返しをメインにしていたが、現在は5番のりば折り返しの新快速が増えたため、福井方面の列車との乗り換えの利便性が高まった。
旅客駅としてはJR西日本敦賀地域鉄道部の直営駅であり、みどりの窓口が設置されている。

 

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在来線
のりば
のりば 路線 方向 行先 備考
1・2 ■小浜線 小浜・東舞鶴方面
3 ■北陸本線 下り 福井・金沢方面 特急・普通

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4 A 北陸本線・B 湖西線 上り 大阪・米原方面 新快速・普通
5 ■北陸本線 下り 福井・金沢方面 主に普通
A 北陸本線・B 湖西線 上り 大阪・米原方面 新快速・普通

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6 特急
7 新快速・普通
■北陸本線 下り 福井・金沢方面 一部の普通

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当駅から近江塩津方は近畿エリアの路線記号の適用対象であるが、当駅は金沢支社管内に含まれている関係で、2015年3月14日改正時点でも構内の旅客案内に路線記号は取り入れられていない。
北陸本線上り方面からは1-5番のりばに、北陸本線下り方面からは5-7番のりばに、小浜線からは1・2・4・5番のりばに入線できる(ただし、4・5番のりばからの小浜線定期列車の停車設定はない)。
普通列車は時間帯によって停車するのりばに違いがある。新快速で4番のりば以外に停車するものがあり、福井方面からやってくる当駅止まりの列車の場合、時間帯によって7番のりばに到着するものもあれば5番のりばに到着する列車もある。このため、当駅止まりの上り列車から後続の上り特急列車に乗り換えようとする場合、前者は対面乗り換えが可能だが、後者は6番のりばへ回る必要がある。

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小浜線の列車は主として1番のりばからの発車である。2番のりば発の定期列車は1本あるかないかという程度であり、到着後入庫する列車の降車用として使用されることが多い。
敦賀地域鉄道部敦賀運転センター車両管理室から小浜線ホームには直接入ることはできない。このため一度4番のりばに入線後、転線する必要がある。また、イベントなどで小浜線へ直通運転がある場合、4番のりばなど小浜線のホーム以外に入線することがある。

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新幹線
北陸新幹線の金沢 - 当駅間は2023年に開業予定である。ホームの位置は国道8号のバイパスを跨ぐ関係上、高さは24m(8階建てのビルに相当)、現駅舎のホームまでの距離は約200mで計画されており、利便性に関して指摘されている。構造は2面4線で計画されている。
当駅 - 新大阪駅間の計画があり、小浜、京都、松井山手(京田辺)を経由するルートで検討している。

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ダイヤ
日中は北陸本線は特急が「サンダーバード」(一部の列車は通過)・「しらさぎ」とも毎時1本停車する。福井方面の普通列車・姫路方面の新快速とも毎時1本停車し、折り返す。朝晩には米原駅に行く列車や6時11分発の快速列車がある。

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敦賀駅交流施設オルパーク
駅舎の隣接地には、敦賀市が整備した交流施設「オルパーク」が所在する。
敦賀市が整備する形で2014年4月5日に開館した施設で、駅機能の一部を補完し、且つ公民館の機能を持たせた交流施設として整備され、敦賀市が所有し、敦賀駅交流施設管理運営共同企業体(エコシステム、南洋ビルサービスによる企業体)が指定管理者として運営管理を行っている。東京大学教授で建築家の千葉学が設計し、1909年頃に建設された2代目駅舎のシルエットを基に「『過去と未来』が交わる創造的な空間」を原案としてデザインされた。愛称は一般公募から選定により決定したもので、「オル」は「人が集まって居る(おる)」とヘブライ語で「絆」を表す「ol」を表しており、「市民と来訪者が絆を深め、賑わいを生み出す」という理念が込められている。
1階には休憩所(待合室)、総合案内所(観光案内所)のほか、テナントとしてコンビニエンスストア「セブン-イレブン ハート・イン JR敦賀駅店」(ICOCA電子マネー対応・セブン銀行ATMあり、営業時間 6時30分 - 21時00分[注 1])、駅弁「塩荘」売店(営業時間 7時00分 - 20時00分)、立ち食いそば店「気比そば・うどん あまの」(営業時間 7時00分 - 20時00分)、福井銀行のATMコーナーなどが出店している。2階には多目的室と休憩所が設けられている。
バリアフリー対策としてエレベーター1基が設けられているほか、1階にはオストメイト対応の多機能トイレ、2階には授乳室が設置されている。

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その他の施設
近距離用の自動券売機は高額紙幣が利用出来ないが、金沢支社管内で最も早く自動改札に対応した近距離券売機である。高額紙幣で乗車券等を買う際にはみどりの券売機を利用する。同支社管内の直営駅では唯一、近距離用券売機上に掲げられている運賃表にアーバンネットワークのラインカラーが採用されている[18]ほか、掲載区間も従来より拡大されている。
3番・5番のりば中央部、6番・7番のりば中央部にそれぞれ塩荘の売店と待合所がある。
以前、改札口から連絡通路脇に小便小僧があり、鯉が飼育されていた。
駅東側には広大な敷地が広がり、転車台や給水塔など歴史的価値のある構造物も現存している。

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貨物取扱
現在、JR貨物の駅としては車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着は無い。貨物設備は無く、専用線も当駅には接続していない。
最後まで使用されていた専用線は、東洋紡へ続くものであった。この路線は、浮島町駅から当駅まで輸送されてきたエチレングリコールを輸送するために使用されていたが、1996年頃に廃止された。また、当駅東側にあるJX金属敦賀リサイクル(当時は日鉱亜鉛敦賀製錬所)へ続く専用線もあり、黒部駅へ輸送する亜鉛焼鉱の搬出に使用されていたが、亜鉛製錬終了に伴い1995年10月頃に廃止された。
なお、日鉱亜鉛から東洋紡績へ、といった同一駅構内間の輸送が行われていたこともあった。
当駅から南に敦賀地域鉄道部および敦賀運転センター車両管理室がある。車両基地である敦賀運転センター車両管理室構内にはJR貨物関西支社の乗務員区所である「敦賀機関区」が併設されている。北陸本線の上り列車で敦賀駅を発車して車窓右手側に確認できる。

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駅弁
塩荘が販売している。
いかめし
華ちらし
鯖街道さばずし(ハーフサイズ)
角鹿弁当
鯛鮨
ます寿司
炙ります寿司
あなごずし
笹すし
焼きさばずし
越前ごのみ
鯖街道さばずし
鯛の舞

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駅前
改札口は西側のみで正面にバス・タクシーのりば、隣接して市営駐車場(有料)・駐輪場(無料)がある。駅前からは片側2車線の道路があり歩道はアーケード付き商店街となっている。なお、駅前を含む市街地全体がモータリゼーションにより活気が失われていることから、駅周辺の活性化のための再開発事業が行われている。
公共施設
敦賀警察署駅前交番
嶺南振興局二州健康福祉センター
敦賀駅前合同庁舎
福井労働局敦賀労働基準監督署、敦賀公共職業安定所
金沢国税局敦賀税務署
プラザ萬象
敦賀市立図書館
敦賀市福祉総合センター「あいあいプラザ」
製造業・研究機関
福井大学 敦賀キャンパス(附属国際原子力工学研究所 )
東洋紡 敦賀第1工場
商店街・主な商業施設
敦賀駅前商店街
敦賀本町二丁目商店街・敦賀本町一丁目商店街 - 国道8号沿線に所在する。
平和堂アル・プラザ - 物販や飲食のほか、映画館(アレックスシネマ)が入居している。
主な宿泊施設
敦賀マンテンホテル駅前
ホテルルートイン 敦賀駅前
東横イン 敦賀駅前店
金融機関など
日本郵便敦賀駅前通郵便局
敦賀信用金庫 駅前出張所
福邦銀行 敦賀支店
福井銀行 敦賀支店
北陸銀行 敦賀支店

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駅東側
東側は木の芽川を挟んでいくつかの工場が立地している。
駅前からは、線路を直接跨ぐ道路がないため迂回の必要があるが、北陸新幹線駅舎新設工事と併せて行われる予定の東口開発の際には、駅前通りをそのまま東に伸長し、国道8号敦賀バイパスに接続させる計画がある。
JX金属敦賀リサイクル
日本ピーエス 本社工場

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その他
氣比神宮 - 北へ約1.3kmに位置している。
敦賀港 - 北へ約1.7kmに位置している。駅前バスのりばには、新日本海フェリーが発着する敦賀新港への連絡バスが発着する。

バスのりば
敦賀駅停留所(ロータリー内)
福井鉄道(福鉄バス) - 若狭線(美浜駅行)、菅浜線(白木行)、敦賀フェリー線(フェリーのりば直行)
敦賀市コミュニティバス(市営、福井鉄道及び敦賀海陸運輸に運行委託)- 14路線で、白木地区を除く市内全域を網羅している。
ぐるっと敦賀周遊バス(敦賀観光協会運営、敦賀観光バスに運行委託) - 観光向け
敦賀白銀町停留所(北西約300mの福井鉄道・コミュニティバス白銀町[北西向き]停留所と共用)
小松・加賀温泉・福井・武生・敦賀 ⇔ 東京駅・東京ディズニーランド(中日本エクスプレス) - 夜行便。このほかの敦賀市に停車する高速路線バスは、北陸自動車道敦賀ICのバスストップを使用している。
今庄365スキー場(温泉)直行バス
1日1往復のみ。土日祝と年末年始(12月29日から1月3日まで)のみの運行。運賃は大人600円・小児300円となっている。

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主なJRの現業機関
敦賀地域鉄道部 - 金沢支社に属する地域鉄道部のひとつ。駅や施設および車両区所などを横断的に管轄している。車両は125系電車・521系電車やEF81形電気機関車を配置している。また、寝台特急「日本海」・「トワイライトエクスプレス」の大阪行きは当駅で機関車の付け替えを行っていた。夜間滞泊もある。かつては、福井地域鉄道部敦賀運転派出と称していた。
敦賀機関区 - JR貨物関西支社の乗務員区所。

その他
2004年に放送された『列島縦断 鉄道12000キロの旅 〜最長片道切符でゆく42日〜』で、当駅は6月5日のスタート地点となった。なお、朝の生放送は当駅からではなく敦賀トンネル温泉から中継された。
2016年3月26日改正以降からは、当駅発湖西線経由の「播州赤穂行き」の運転がなくなった。播州赤穂行きの運転は、すべて北陸本線経由(米原駅経由)に変更された。
湖西線経由の敦賀行きも、播州赤穂駅発着から、網干駅または姫路駅へ変更されている

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歴史
1882年3月10日 - 官設鉄道の洞道口駅(後の洞道西口駅) - 敦賀駅間(のちに北陸本線を経て柳ヶ瀬線となる区間)と敦賀駅 - 金ヶ崎駅(現在の敦賀港駅)間(現在の敦賀港線)の開業により、一般駅として設置される。
1895年4月1日 - 線路名称が制定され、東海道線の所属となる。
1896年7月15日 - 北陸線として敦賀駅から福井駅間が開業する。
1897年9月20日 - 東海道線の敦賀駅から金ヶ崎駅間の旅客営業が廃止される。
1902年11月1日 - 線路名称が改定され、東海道線の米原駅 - 敦賀駅 - 金ヶ崎駅間が北陸線に編入される。
1909年
6月1日 - 氣比神宮南西脇より現在地に移転する。
10月12日 - 線路名称が改定され、北陸線が北陸本線になる。
1910年 - 2代目駅舎が完成。
1917年12月15日 - 小浜線当駅 - 十村駅が開業する。
1919年1月11日 - 当駅 - 敦賀港駅間の旅客営業が再開される。
1945年 - 敦賀空襲で2代目駅舎を焼失する。バラックによる3代目駅舎を建設する。
1951年3月 - 4代目の駅舎が完成する。
1957年10月1日 - 北陸本線木ノ本駅 - 近江塩津駅 - 当駅間の新線が単線開業および交流電化され、旧線は柳ヶ瀬線となる。
1962年6月10日 - 敦賀駅から今庄駅間に北陸トンネルが開通し、当該区間の切り替えに伴い交流電化、複線化される。
1963年9月30日 - 鳩原ループ線が開通し、新疋田駅から当駅間が複線化される。柳ヶ瀬線の疋田駅 - 当駅間が休止される。
1964年5月11日 - 休止中の柳ヶ瀬線が廃止される。
1986年11月1日 - 荷物の取り扱いを廃止。
1987年
3月31日 - 敦賀港線の旅客営業を廃止する。
4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
1997年3月22日 - 定期貨物列車の設定が無くなる。
2003年
3月15日 - 小浜線が直流電化開業する。
10月26日 - 北陸本線、湖西線の直流電化工事が開始される。
2006年
9月24日 - 北陸本線、湖西線の直流送電が開始される。
10月21日 - 北陸本線長浜駅 - 当駅間の直流電化により、新快速が当駅までの乗り入れを開始する。旧4番のりばを5番のりばに、旧5番のりばを4番のりばに変更する。
2010年10月22日 - 仮駅舎の使用を開始。
2012年12月16日 - バリアフリー化工事が完了。エレベーター、エスカレーターの使用を開始。
2014年4月5日 - 「敦賀駅交流施設オルパーク」が開館。
2018年
春 - 駅ナンバリング導入予定。
夏 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる予定。

所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 ツル
駅構造 地上駅
ホーム 3面7線
乗車人員
-統計年度- 3,602人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1882年(明治15年)3月10日
乗入路線 3* 路線
所属路線 A 北陸本線
(B 湖西線直通含む)
キロ程 45.9km(米原起点)
◄新疋田 (6.7km)(16.6km) 南今庄**►
所属路線 北陸本線貨物支線(敦賀港線)
キロ程 0.0km(敦賀起点)
(2.7km) 敦賀港►
所属路線 ■小浜線
キロ程 0.0km(敦賀起点)
◄西敦賀 (3.3km)
備考 直営駅
みどりの窓口 有
* この他柳ヶ瀬線(1964年廃止)。
** この間に交直流電化のデッドセクションあり。

 


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