舟入川口町停留場(ふないりかわぐちちょうていりゅうじょう、舟入川口町電停)は、広島市中区舟入川口町にある広島電鉄江波線の路面電車停留場である。
通勤客の他、広島市立舟入高等学校などの朝夕は学生の姿も多く見られます。停留所の周囲は高層の住宅が建ち並んでいます。
江波線の軌道は道路上に敷かれた併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが置かれている。ホームは低床式で2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟み込むように向かい合って配置された相対式ホームである。線路の東に江波方面へ向かう下りホームが、西に土橋方面へ向かう上りホームがある。
線内では珍しく相対式2面2線のホームです。ホームはいずれも連接車両に対応した長さを持つ。
広島市立舟入高等学校が近くにあることから利用客は多く、2013年(平成25年)には改良工事により上屋が20メートルほど延長され、ホームも拡幅された。
運行系統
当停留場には広島電鉄で運行されている系統のうち、6号線、8号線、9号線が乗り入れている。
上りホーム 6号線 広島駅ゆき
8号線 横川駅ゆき
9号線 白島ゆき
下りホーム 6号線8号線9号線 江波ゆき
周辺
付近は西を天満川、東を旧太田川(本川)に囲まれた地区で、そのほとんどが住宅街である。
広島市立舟入高等学校
広島市立舟入小学校
もみじ銀行舟入支店
舟入第二公園
広島舟入川口郵便局
舟入川口町停留場は1944年(昭和19年)6月、江波線の舟入本町 - 舟入南町間の開通と同日に開設された。しかし、開業から1年も経たない1945年(昭和20年)2月には営業を休止する。半年後の同年8月6日には広島市に原爆が投下され、江波線をはじめ広島電鉄の市内電車は全線が不通となった。江波線が被爆から復旧したのは2年後の1947年(昭和22年)のことで、当停留場もこのとき営業を再開している。
1944年(昭和19年)6月20日 - 江波線の舟入本町 - 舟入南町間が開通、同時に開業。
1945年(昭和20年)2月1日 - 営業休止。
1947年(昭和22年)11月1日 - 営業再開。
2008年(平成20年)3月 - ホームの延長工事が行われ、連接車両に対応した長さになる。
2013年(平成25年)
2月15日 - 9号線の運行が八丁堀から江波まで延長され、当停留場にも乗り入れる。
3月18日 - 停留場の改修工事が完了する。
駅番号 ●E4
所属事業者 広島電鉄
所属路線 ■江波線
キロ程 1.7km(土橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1944年(昭和19年)6月20日