足守駅(あしもりえき)の周辺は小さな集落を形成するのみで閑散としています。所在地は岡山県岡山市北区福崎にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)吉備線の駅です。吉備線の線路は駅の東側で南へ流れる足守川を渡る。
駅の対岸では国道429号が足守川に沿って南北に走っています。足守駅は本来の足守にはなく北区役所高松地域センター管内(旧吉備郡高松町)にあり、足守の町へは駅から足守川をさかのぼる形で北へ約4km進むと至る。
吉備線の前身である中国鉄道は足守地区までの免許も保有していたが、実現されることなく失効しています。
総社方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。ホームは線路の北側に置かれており、駅の出入口はホームの備中高松方に置かれた待合所に設けられています。ホームは嵩上げ痕が大きく段差として残り、実質的にはあまり幅がありません。足守川の土手の続きのような区間に駅が設けられているため、集落よりもやや高い位置に駅があります。
待合所の椅子だけでは少ないのか入口上屋下にも椅子が設置されています。
新見駅管理の無人駅。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象であるPiTaPa(スルッとKANSAI協議会)も利用可能。待合所の内部には簡易型の自動改札機と自動券売機が設置されています。駅左には特改係員の詰所があります。駅前には送迎者の駐車場程度くらいのスペースがあります。
1904年(明治37年)11月15日 - 中国鉄道吉備線開業と同時に設置。足守駅の名称は、足守に居を構える中国鉄道社長藤田連蔵の命による。
1944年(昭和19年)6月1日 - 中国鉄道の鉄道部門が国有化され、国有鉄道吉備線の駅となる。
1971年(昭和46年)11月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
2007年(平成19年)7月24日 - ICOCA対応の簡易型自動改札機を設置(同年9月1日、ICOCA導入)。
キロ程 13.4km(岡山起点)
電報略号 アモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 586人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1904年(明治37年)11月15日
備考 無人駅(自動券売機 有)