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松本零士シンボルロード「銀河鉄道999(スリーナイン)」・「宇宙戦艦ヤマト」

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敦賀駅前から氣比神宮にかけて続くアーケードに沿った道で、「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」にまつわる名場面を再現したモニュメントブロンズ像がずらりと設置されています。

敦賀は日本海側で最初に鉄道が敷かれた街です。かつて、東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」が敦賀港駅を経由して走り、昭和32年には国内では最初の本格的交流電化が完成、さらに昭和37年には、完成当時日本一、世界第5位の北陸トンネルが開通しました。敦賀は日本海側の交通の要所として「日本でも有数の鉄道と港の町」だったのです。このシンボルロードに設置されているブロンズ像は、1999年に敦賀港開港100周年を記念して、市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と敦賀市の将来像を重ね合わせて設置されたものです。

JR敦賀駅を背にして右側から商店街に入っていくと、銀河鉄道999の正面を模したモニュメントが迎えてくれる。WANTEDの貼り紙を眺める少年星野鉄郎(未来の地球では機械人間が生身の人間を支配していた。宇宙に憧れる少年・星野鉄郎は母を機械伯爵に殺された孤児である。彼は機械人間になり、永遠の命を持つことを誓う)、スーツケースを持ったメーテルとの出会い(999号は無料で機械の体をくれる星へ向かう銀河鉄道である。機械人形から999号のパスを盗み、追い詰められた鉄郎は、死んだ母に生き写しのメーテルに助けられる 。しかし気を失い、パスを落としてしまう。)、母との記憶(メーテルは、自分を連れて行くことを条件に、鉄郎にパスを提供した。メーテルは誰かに指令を受けているような気配もあったが、999号に乗りたい鉄郎は一も二もなく承知し、二人の旅は始まった。)そしておなじみの車掌さんの姿・旅立ち(人はみな、星の海を見ながら思い描いた希望を追い求めて、果てしなく長い旅に出る。終わることない永遠の流れの中で、果てしなく続くレールの上を、夢と希望と野心そして若さを乗せて列車は走る。永遠の星の海へ(メーテルはドリームセンサーを使って気を失っている鉄郎の過去を調べる。彼は母を殺した機械伯爵への復讐のために、機械の体になる必要があったのである)いま、汽笛が新しい若者の旅立ちの訪れを告げる)。物語に沿ってキャラクター像が配置されており、商店街を進むことでストーリーを追っていくことができる。


迷いの星(冥王星には、大氷河が広がり氷の下には無数の死体が並ぶ。氷の墓の管理人で機械の体を持つシャドウは鉄郎をずっとそばにおきたくて、凍らせるが、あわやというところでメーテルに助けられる。)


食堂車に勤めるウエートレス、ガラスのクレア(ある日,食堂車に乗った二人は、クリスタルガラスの体のクレアというウエイトレスと知り合う。彼女は元の体に戻りたくて働いてお金を貯めているのだ。彼女の元の体は冥王星にあり、ときどき立ち寄り会いに行くという)、999号に乗り込んできたエメラルダス(999号の針路をクイーンエメラルダス号が横切り鉄郎は時間城のある星が知りたい一心で、それに発砲した。乗り込んできたエメラルダスは鉄郎の銃を見て驚く。彼女はその銃の持ち主を捜していたのだ。そして時間城の場所をおしえる)、時間城(機械伯爵がやって来るというトレーダー分岐点。鉄郎は同じ志を持つ男、トチローに出会う。宇宙病で亡くなる彼の遺志を胸に、鉄郎はついに時間城に乗り込み機械伯爵をたおした)、友の眠る星(トチローは息を引取ったが、彼の心は親友の乗るアルカディア号の心となった。その船とは鉄郎の憧れのキャプテンハ-ロックのものだった。トチローの墓をお返しにハーロックは鉄郎の危機を救う)機械帝国の女王 プロメシューム(終着駅メーテルは、機械帝国であり、あらゆるものが生きた人間から作られていて、鉄郎も女王プロメシュームの前でネジにされそうになる。そこでメーテルがプロメシュームの娘であると知る。)のモニュメントも。主要人物だけでなく、物語のキーとなるサブキャラクターの像も多いのが興味深いところ。限りある命のための戦い(鉄郎を見守り続けていたハーロックはエメラルダスと共に、機械帝国と戦う鉄郎を援護した。さらにクレアの活躍によってプロメシュームと機械帝国を滅ぼすことが出来た。)最後には、鉄郎とメーテルの別れのシーン、別離(地球へと戻った鉄郎。そしてメーテルとも別れる時が来た。メーテルは昔の体に戻るために冥王星に旅立ち、少年とメーテルとの旅は終わった。)地球に帰った鉄郎がメーテルを思い出す姿、

青春の幻影(「青春の幻影」とメーテルは自分を指してそう言った。だが、彼女は現実に存在していた。鉄郎の隣に。唇に残る温もりがそれを物語っている。)。


単なるキャラクター像ではなく、名場面のキャラクターたちの表情をばっちり切り取っている。『銀河鉄道999』の像が16体、『宇宙戦艦ヤマト』の像が12体、計28体が並んでいる。

商店街左手には『宇宙戦艦ヤマト』のキャラクター像が並ぶ。宇宙戦艦ヤマト』は、氣比神宮を背にして商店街の右手にあるロボットのアナライザーからスタート。イスカンダル星の女王 スターシャとその娘・サーシャ、古代進ら一行と森雪との別れのシーン、森雪とアルフォンの再会シーン(パルチザンに加わった雪は、戦場でアルフォンと再会する。しかし彼は銃弾に倒れてしまう。彼は爆弾の起爆装置解体法と、地球侵略の目的を告げ息を引取った)、信じ合う古代進と森雪など、最後は佐渡先生が登場。

アナライザー(時には看護夫の役目もする、万能旧式ロボット。
地球に帰ってからは、佐渡先生の経営する犬猫病院で働いている。)

英雄の丘(西暦2202年、暗黒星団帝国による地球侵略に対し、旧ヤマトの乗組員は英雄の丘に終結した)

スターシャ(イスカンダル星の女王スターシャは、暗黒星団帝国の侵略により、イスカンダル星共々滅ぼされてしまう。しかし、古代進の実兄、守との間に授かった娘、サーシャをやさしく、時には厳しく見守り続ける)

別れ~出会い(古代ら一行は、ヤマトのある小惑星イカルスへ向かうが、途中、森雪は帝国軍の銃弾に倒れ、取り残されてしまう。彼女は敵の将校アルフォンに保護される)

サーシャ(一行は、小惑星イカルスで新旧乗組員達と合流する。古代は、その中の一人の女性が名のサーシャだと知る)

サーシャの最後(雪は爆弾の起爆装置解体に成功する。だが、弱点究明に浸入したサーシャが居るため、母星に波動砲を撃てない古代。しかし彼女は聖総統に撃たれてしまう。古代は波動砲の引き金を引いた)

スカルダートの罠(帝国軍と戦い、辿り着いた敵母星。将校スカルザードは「ここは200年後の地球」という。そしてヤマトの悲劇を予言する)

惑星デザリアム(スカルダードの罠に気づき、反撃に出るヤマト。波動砲によって敵母星は炎に包まれ、その中から、超金属の惑星デザリアムが姿を現した)

雪とアルフォン(パルチザンに加わった雪は、戦場でアルフォンと再会する。しかし彼は銃弾に倒れてしまう。彼は爆弾の起爆装置解体法と、地球侵略の目的を告げ息を引取った)

帰郷(波動エネルギーは敵母星のエネルギーと融合反応し、大爆発をおこした。敵母星を粉砕したヤマトは地球へ帰還していく。

信じあう愛(互いの無事を信じ、愛を信じあった二人 「古代 進」と「森 雪」)

佐渡酒造(宇宙戦艦ヤマトの名鑑医。普段は一升瓶を片手に酪酊情態にあるが、医者としての腕前は超一流である。愛ネコのミーくんとの晩酌が楽しみ。故沖田艦長の親友であった)

そしてサーシャは、母スターシャのもとへ・・・)


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